東海大学湘南校舎体育会
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【マッチレポート】2024年度関東大学リーグ戦 流通経済大学戦


2024年11月24日(日)関東大学リーグ戦1部最終戦の流通経済大学戦(以下流経)が秩父宮ラグビー場で行われた。メンバーには永瀬由太郎(2年:京都成章)、細川聖(2年:黒沢尻北)が初選出された。最終戦ということもあり、会場には両校の多くの応援で包まれた。この試合によって選手権に出場できるか決まるということもあり、応援に力が入る。直前の試合で大東文化大学が法政大学を下し優勝を決めたため、リーグ戦七連覇は消えたものの、流通経済も勝てば選手権決定となるお互い引くことのできない一戦。東海は、全てのサポーターのためにも、必ず勝利を収め、選手権出場を決め弾みをつける一戦となった。

前半8分
東海は敵陣10m付近でペナルティを犯してしまう。流経はタッチキックを選択し、自陣22mまで攻め込まれる。自陣22mラインアウトから相手の用意したサインプレーによりディフェンスの間を抜かれ先制のトライを許してしまう。キックも決まり0-7となる。
0-7

前半15分
東海は敵陣22mスクラムでペナルティを獲得し、タッチキックを選択する。敵陣5m東海ボールラインアウトからFW自慢のモールを形成し、トライを狙いにいくもペナルティを犯してしまいトライのチャンスを逃してしまう。

前半24分
東海は敵陣22m付近でペナルティを獲得し、タッチキックを選択して敵陣5mまで攻め込む。敵陣5m東海ボールラインアウトからモールを形成する。力強いモールで押し切り最後は⑤今井郁太(4年:東海大相模)が押さえトライを奪う。⑮コンラッド・セブンスター(2年:Monument-Highschool)のキックも決まり7-7となる。
7-7

前半38分
東海はハーフライン付近流経ボールスクラムでペナルティを獲得する。⑮コンラッド・セブンスターの正確なキックで敵陣5mまで攻め込む。敵陣5m東海ボールラインアウトからモールを形成する。東海FW一体となり最後は②下江康輔(4年:東福岡)がモールサイドの隙をつきトライを奪う。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり14-7となる。
14-7

これが前半最後の得点となる。

後半12分
東海は自陣22mマイボールスクラムからキックを選択するも、ノータッチとなり継続される。流経の力強いアタックに対し東海は低く刺さるタックルを見せ、一進一退の攻防となる。フェーズが重なる中でDFラインの隙をつかれ、大きくゲインされてしまう。東海は前に出て鋭いタックルで止めにかかるも、外側のスペースに走られトライを許してしまう。キックも決まり14-14となる。
14-14

後半18分
②下江康輔(4年:東福岡)→⑰川村航平(1年:茗溪学園)

後半20分
⑰ 川村航平(1年:茗溪学園)→ ②下江康輔(4年:東福岡)

後半24分
東海は敵陣10mマイボールスクラムで圧倒し、アドバンテージを獲得する。展開するも⑰川村の負傷によりゲームが中断され、ペナルティキックにより敵陣22m付近でのマイボールラインアウトから再開される。東海は鍛え上げた武器であるモールを形成し、そのまま押し切りトライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり21-14となる。
21-14

後半29分
①シアレ・オトゥホウマ(4年:東海大福岡)→⑯星田知裕(3年:浜松工業)

後半42分
東海は敵陣10m付近でのマイボールラインアウトからモールを形成するも、流経にサックされてしまう。ボールを展開し、⑥薄田周希(3年:東海大仰星)の力強い突破を見せるも、ラックの隙を突かれ流経ボールとなってしまう。東海は鋭いタックルで止めようとするも、勢いづいた流経を止めきれずトライを許してしまう。キックも決まり21-21となる。
21-21

後半43分
⑨山田莞大(3年:大阪桐蔭)→㉑井川天太郎(3年:東海大仰星)
⑩浦本明惟(1年:松山聖陵)→㉒中村大介(4年:京都工学院)

後半44分
⑦汐月佑心(4年:九州学院)→⑲細川聖(2年:黒沢尻北)

後半44分
⑮コンラッド・セブンスター(2年:Monument-Highschool)→㉓堀田倭(2年:長崎海星)

後半45分
東海はマイボールキックオフから、展開してくる流経に前に出るDFでプレッシャーを与え、ペナルティを獲得する。東海はペナルティゴールを選択。㉒中村の正確なキックで成功させ24-21と逆転する。
24-21

これが最後の得点となりノーサイド。

最終スコア 東海24-21流経

関東大学リーグ戦1部最終戦は、前後半ともになかなか点差が開かない一進一退の攻防が続く試合となったが最後は勝利を掴み取り、3位で関東大学リーグ戦を終えた。最終戦で掴み取った選手権出場。応援してくれている全てのサポーターのためにも優勝という形で選手権を終われるように万全の準備をして全力で臨みたい。

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