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【マッチレポート】関東大学ジュニア選手権 慶應大学戦


2024年11月3日(日)関東ジュニア選手権大会第4戦目が慶應義塾大学日吉グラウンドで行われた。メンバーには⑲三浦継生トア(4年:東海大翔洋)が初のメンバー入りとなった。ジュニア戦で初のメンバー入りとなる⑩浦本明惟(1年:松山聖陵)、平坂亮輔(2年:目黒学院)もメンバーに選ばれた。この試合は、対戦相手も勝てばジュニア選手権大会カテゴリー1に残留、負ければカテゴリー2との入れ替え戦となるプライドを賭けた一戦である。

前半
前半1分
慶應はキックカウンターからフェイズを重ね、テンポの速いアタックを続ける中で東海はディフェンスのギャップを突かれ、ラインブレイクされてしまう。最後はオフロードが繋がり走り切られ先制のトライを許してしまう。キックは外れ0-5となる。
0-5

前半13分
東海は敵陣5m付近スクラムからボールを展開し、⑫黒田遥斗(1年:常翔学園)が力強いキャリーで起点をつくる。そこから空いたショートサイドにボールを展開し、②川村航平(1年:茗溪学園)と①星田知裕(3年:浜松工業)のパスで⑪小池椋太(3年:東海大相模)に繋がり左隅にトライを奪う。⑩浦本明惟(1年:松山聖陵)のキックも決まり7-5となる。
7-5

前半29分
慶応の東海陣22m付近ラインアウト、乱れるも、何とかボールを確保する。そこからフォワードとバックスの連続アタックでフェイズを重ねられる。東海も粘り強くディフェンスをするが、最後は相手の力強いキャリーを止めることが出来ずトライを許してしまう。キックも決まり7-12となる。
7-12

前半37分
慶応は自陣10m付近ラインアウトからモールを形成する。モールサイドの隙にボールを持ち出されゲインを許してしまう。そこからフェイズを重ね、最後は東海のディフェンスラインのギャップを突かれ、そのまま走り切られトライを許してしまう。キックも決まり7-19となる。
7-19

前半40分
これ以上離されたくない東海は敵陣22m付近でペナルティを獲得し、タッチキックを選択する。敵陣ゴール前5m東海ボールラインアウトからモールを形成する。フォワード自慢のモールで押し進め最後は②川村がボールを押さえトライを奪う。⑩浦本のキックも決まり14-19となる。
14-19

後半1分
東海は敵陣10m付近ラインアウトから、優位性を見出したFW自慢のモールでアドバンテージを獲得する。そこからボールを展開し、フェーズを重ね、⑨川久保瑛人(3年:長崎北陽台)がDFの隙を突き、⑩浦本へ華麗なオフロードパスを繋げる。そこから⑪堀田倭(2年:長崎海星)へと渡ると、快足を飛ばし、相手を振り切り、トライを奪う。キックは外れ19-19となる。
19-19

後半12分
⑨川久保瑛人(3年:長崎北陽台)→㉑山田莞大(3年:大阪桐蔭)

後半14分
東海は敵陣22mライン付近マイボールラインアウトからモールを形成し、FWとBKが一体となったアタックでゴール前まで攻め入る。その後、FWが立て続きにラックサイドをつき、フィジカル勝負になると、相手の一瞬の隙を突いた⑧米元悠翔(4年:東海大相模)によりトライとなる。⑩浦本のキックも決まり26-19となる。
26-19

後半21分
①星田知裕(3年:浜松工業)→⑯伊波大地(4年:東海大相模)
②川村航平(1年:茗渓学園)→⑰村田和志(4年:京都成章)
③原口慎太郎(3年:佐賀工業)→⑱菊谷蒼波(4年:大産大附)

後半25分
⑫黒田遥斗(1年:常翔学園)→㉓高崎大我(1年:桐蔭学園)

後半27分
慶應は東海ゴール前ラインアウトからモールを形成する。東海は鍛えたモールDFで対抗するもゴールライン直前まで迫られしまう。FW同士のラックサイドでの攻防が続く中、慶應にショートサイドへ展開され、一度は止めきるも、外の僅かなスペースにパスを繋がれ、トライを許してしまう。キックも決まり26-26となる。
26-26

後半27分
⑩浦本明惟(1年:松山聖陵)→㉒中村大介(4年:京都工学院)

後半37分
東海は自陣22m付近マイボールスクラムから展開するも、ラックでプレッシャーをかけられ、ターンオーバーを許してしまう。切り替えて必死にDFするもペナルティを犯してしまい、慶應はペナルティゴールを選択。キックは決まり26-29となる。
26-19

後半47分
東海は敵陣ゴール前マイボールラインアウトからモールを選択。FWで少しずつ前進し、ゴールラインへと迫るが、グラウンディングを阻まれ、インゴールドロップアウトとなってしまう。東海は再びボールを獲得し、22mライン付近での一進一退の攻防が続く。フェーズを重ね、慶應がペナルティを犯す。東海はペナルティゴールを選択する。正確無比な㉒中村のキックは決まり29-29となる。
29-29

これが最後の得点となりノーサイド。
最終スコア 東海29-29慶應

関東ジュニア選手権大会第4戦は、積極的に前へ出るアタックで攻め続けたが、最後の逆転のチャンスをものにできず、引き分けという結果となり、辛くも総得失点差で東海は順位決定戦に進むこととなった。今回出た課題を修正し、Jr最終戦早稲田にリベンジし、で勝利で終わりたい。

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