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【マッチレポート】2024年度関東大学リーグ戦 東洋大学戦


2024年10月19日(土)関東大学リーグ戦1部第4戦の東洋大学戦が森エンジニアリング桐生スタジアムで行われた。メンバーには⑤大原功泰(3年:東海大仰星)、⑥宮前翔斗(3年:京都工学院)、⑳菊地柊(4年:東京)、⑭堀田倭(2年:長崎海星)らが選出され、リーグ戦デビューとなった。ジュニア選手権大会で連敗しており、勢いを失っているチームを3週間ぶりの試合であるAチームが東洋大学に打ち勝ち、チーム全体を勢いづけたい重要な一戦となった。

前半
前半9分
東海は敵陣5m東海ボールスクラムでフリーキックをとられてしまう。東洋のキックを⑨辻時羽(4年:常翔学園)がキャッチし、⑮コンラッド・セブンスター(2年:Monument High school)にボールが渡り、カウンターを仕掛け力強いランで相手を抜き去りそのままトライを奪う。
自らのキックも決まり7-0となる。
7-0

前半14分
⑨辻時羽(4年:常翔学園)→㉑井川天太郎(3年:東海大仰星)

前半19分
東海は自陣10m付近でペナルティを犯してしまい、自陣22m付近まで攻め込まれる。自陣22m東洋ボールラインアウトからモールを形成するも崩れる。そこからフォワードとバックスの連続アタックでフェイズを重ね、東海ディフェンスの空いたスペースに走られ最後はオフロードパスで繋がれトライを許してしまう。キックも決まり7-7と同点となる。
7-7

前半27分
東海はハーフライン付近でペナルティを犯してしまう。東洋はキックを選択し、自陣22mまで攻め込まれる。自陣22m東洋ボールラインアウトからモールを形成する。東海もディフェンスで押し返すも東洋の力強いフォワードに最後は押し切られトライを許してしまう。キックも決まり7-14となる。
7-14

前半39分
東洋はキックカウンターからフェイズを重ねる。東海も前に出るディフェンスで止めるも、東洋の力強いキャリーでディフェンスラインを突破される。最後はオフロードパスを繋がれてトライを許してしまう。キックも決まり7-21となる。
7-21

前半43分
東海は敵陣5m付近でペナルティを獲得し、スクラムを選択する。スクラムからボールを展開すると、⑫近藤翔耶(4年:東海大仰星)が力強いキャリーで起点をつくる。そこからフェイズを重ね、最後は⑭堀田倭(2年:長崎海星)が華麗なステップで相手を抜き去りトライを奪う。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり14-21となる。
14-21

これが前半最後の得点となる。

後半9分
東洋は、自陣22m付近での東洋ボールラインアウトからモールを形成。東海はモールを組まれるも、全身を防ぎ東洋に展開させる。東海は人数をかけて前に出てDFするも、東洋のフィジカルに少しずつおされ、ゴールライン際まで攻め込まれてしまう。最後はDFの一瞬の隙を突かれトライを許してしまう。キックも決まり14-28となる。
14-28

後半12分
①星田知裕(3年:浜松工業)→⑯小柳竜晟(3年:熊谷)
②下江康輔(4年:東福岡)→⑰川村航平(1年:茗渓学園)
⑥宮前翔斗(3年:京都工学院)→⑳菊池柊(4年:東京)

後半16分
東洋は自陣ゴール前ラインアウトからモール形成するも、モールDFで押し返し展開させる。東海は前に出るDFで必死に止めようとするも、東洋の縦のスピードやオフロードパスに対応しきれず前進を許し、ペナルティを犯してしまう。再び自陣ゴール前ラインアウトでモールを組まれ、東海はモールを押し返そうとするが、DFを割られてそのまま押されトライを許してしまう。キックは外れ14-33となる。
14-33

後半23分
東海は敵陣ゴール前マイボールラインアウトから再びモールを形成するも、東洋に崩されFW勝負へと持ち込む。その後、何度もラックサイドに攻め込む。最後は⑤大原功泰(3年:東海大仰星)が相手ディフェンスの隙をつきトライとなる。キックは外れ19-33となる。
19-33

後半29分
東洋は敵陣22m付近での東洋ボールスクラムからキックを選択。それを⑮コンラッドがキャッチすると、ランカウンターを仕掛ける。⑭堀田倭(2年:長崎海星)がパスを貰い、上手く相手の裏に抜け出し、㉑井川、⑦大森光(4年:熊本西)へと華麗なパスワークから再び⑮コンラッドへとボールが渡り、トライとなる。キックも決め26-33となる。
26-33

後半34分
③杉浦皓亮(3年:名古屋)→⑱原口慎太郎(3年:佐賀工業)
⑤大原功泰(3年:東海大仰星)→⑲ヘンドリック・スミス(2年:Hoer tengniese skool Middelburg)
⑩ 浦本明惟(1年:松山聖陵)→㉒奥田泰進(4年:東海大仰星)

東海は何とかトライを奪うためにスクラムからペナルティなどで果敢にターンオーバーを仕掛けに行き何度もチャンスを作り出すが、得点になかなか繋げることが出来ない。
その後も一進一退の攻防が繰り広げられるが、フルタイムとなりノーサイド。

最終スコア 東海26-33東洋


関東大学リーグ戦1部第4戦では、前半から相手にリードされる展開となり、外への展開やモールでトライを果敢に取りに行ったが、1トライ差を埋めることができずとても悔しい初黒星となった。課題としてペナルティーの多さやタックルの精度が挙げられた。しかし、負けたものの今回の試合で課題がたくさん出たことを前向きに捉え、次節の大東文化大学戦では修正したことを全面に出し、勝利を掴み取りたい。

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