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【マッチレポート】2024年度関東大学リーグ戦 日本大学戦


2024年9月29日(日)関東大学リーグ戦1部第3戦の日本大学戦が小田原市城山陸上競技場で行われた。メンバーには、前節途中出場ながら力強いコンタクトで存在感を表した⑧カストン・フォヌア(1年:東海大福岡)がスターティングメンバーに抜擢された。さらに⑱菊谷蒼波(4年:大産大附)、⑲中村太志朗(2年:大産大附)、⑳張剛士(2年:関大北陽)がメンバーに選出され、出場すればリーグ戦デビューとなる。今季2回目の小田原ホームゲームということもあり、会場には多くの東海サポーターが駆けつけ、声援の後押しを多く感じる一戦となった。

前半

前半3分
東海は敵陣10m付近ラインアウトからボールを展開し、フェイズを重ねる。FWとBKが一体となりボールを展開、⑥薄田周希(3年:東海大仰星)が空いたスペースでボールを貰いディフェンスラインを突破し、そのまま走り切りトライを奪う。⑮コンラッド・セブンスター(2年:Monument High school)のキックも決まり7-0となる。
7-0

前半8分
東海は自陣22m付近でペナルティを犯してしまい、タッチキックで自陣5mまで攻め込まれる。日大ボールラインアウトから用意されたサインプレーにより狭いサイドの隙を突かれてしまいボールを運ばれトライを許してしまう。キックも決まり7-7となる。

前半12分
東海はキックカウンターからフェイズを重ね、⑤今井郁太(4年:東海大相模)からオフロードパスをもらった①オトゥホウマ・シアレ(4年:東海大福岡)の力強いキャリーで大きくゲインをする。そこから大外までボールを展開して最後は、⑪岡村優太(4年:東海大仰星)が走り切りトライを奪う。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり14-7となる。

前半18分
東海は敵陣22mでペナルティを獲得し、タップキックで再開するも、フェイズを重ねる中でパスミスによりボールをこぼしてしまい、反応した相手に拾われる。独走状態の相手に⑭中川湧眞(4年:京都成章)が追いつくも止めることが出来ずトライを許してしまう。キックも決まり14-14となる。
14-14

前半28分
東海は敵陣22m付近スクラムでペナルティを犯してしまう。日大はペナルティゴールを選択する。キックが決まり14-17となる。
14-17

前半34分
東海は敵陣22m付近でペナルティを獲得し、タッチキックを選択する。敵陣5m付近ラインアウトからモールを形成する。東海FWが力強くそのまま押し切り、最後は②下江康輔(4年:東福岡)が押さえトライを奪う。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり21-17となる。
21-17

前半38分
東海は敵陣5mスクラムから⑧カストン・フォヌア(1年:東海大福岡)が持ち出し起点をつくる。ラックサイドの隙を⑨辻時羽(4年:常翔学園)が見逃さず、持ち出しトライを奪う。キックは外れ26-17となる。
26-17

これが前半最後の得点となる。

後半
後半3分
東海は、キックでの陣取り合戦の中で自陣からランカウンターを仕掛けるもペナルティを犯してしまう。日大のタッチキックにより自陣ゴール前まで迫られ、東海はラインアウトでスティールを狙うも、ノックオンの判定となり日大ボールスクラムとなる。その後、スクラムの激しいプッシュに対応できず、ペナルティを犯してしまい、日大はタップキックで素早くリスタートすると、外国人留学生の力強いキャリーを防ぎきれずトライを許してしまう。キックも決まり26-24となる。
26-24

後半7分
東海は、自陣10mでのマイボールラインアウトペナルティを獲得し、タッチキックを選択する。⑮コンラッド・セブンスターの自慢のロングキックにより敵陣ゴール前まで攻め込み、東海はラインアウトからモールを選択すると、迷うことなく鍛え上げた武器で押し切りトライ。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり33-24となる。
33-24

後半13分
東海は自陣22メートル付近でフェーズの中でペナルティを獲得。タッチキックから敵陣22m付近まで攻め込むと、東海はモールを選択。東海のATに対応してきた日大のモールDFにより停滞すると、②下江がショートサイドへ持ち出し、⑨辻から⑪岡村へとパスが繋がり、そのままトライとなる。キックは外れ33-24となる。
33-24

後半18分
東海は、日大ボールキックオフから⑭中川がキャッチすると、武器のステップワークとスピードでDFを切り裂き、敵陣10m付近まで前進する。その後、ラックでの攻防でペナルティを獲得し、敵陣22m付近から東海はモールを選択し、序盤は一進一退の攻防を見せる両者だったが、東海が押し込んだところで日大がペナルティを犯す。再度敵陣ゴール前からマイボールラインアウトで再開し、モールを形成。最後は自慢のモールで押し切りトライ。キックは外れ43-24となる。
43-24

後半21分
東海は、自陣10mでの日大ボールスクラムから、サインプレーで大きく前進を許し、ラックサイドのスペースに走り込まれ、なんとかタックルで止めるも自陣ゴール前まで攻め込まれてしまう。粘り強いディフェンスを見せるも、日大は外に展開し、東海は内側から湧き上がるDFで止めようとするもタックルを外されトライを許してしまう。キックも決まり43-31となる。
43-31

後半26分
東海は、敵陣ゴール前付近のマイボールラインアウトからモールを選択。そのまま押し切りトライを図るも日大にモールを壊され、なんとかボールは確保。その後、ラックサイドのスペースを⑥薄田が突き大きくゲインし、FWの持ち出しでDFを集めると、ショートサイドのスペースに移動した⑩浦本明惟(1年:松山聖陵)から⑫近藤翔耶(4年:東海大仰星)がパスを受け、最後は日大の激しいDFをいなしてトライとなる。キックは外れ48-31となる。
48-31

後半26分
②下江康輔(4年:東福岡)→⑰川村航平(1年:茗渓学園)

後半29分
①シアレ・オトゥホウマ(4年:東海大福岡)→⑯伊波大地(4年:東海大相模)
⑨辻時羽(4年:常翔学園)→㉑井川天太郎(3年:東海大仰星)

後半30分
東海は、敵陣22mマイボールラインアウトからまわり込んできた⑰川村の⑧カストン・フォヌアへのパスで前進する。フェーズの中でアドバンテージを獲得すると、⑫近藤から⑪岡村へとキックパスが繋がり、日大の鋭いDFを振り切りトライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり55-31となる。
55-31

後半30分
④川瀬悠河(4年:東海大相模)→⑲中村太志郎(2年:大産大附)
⑩ 浦本明惟(1年:松山聖陵)→㉒中村大介(4年:京都工学院)

後半32分
東海は、日大ボールキックオフから外へ展開すると、DFの一瞬のギャップを⑥薄田が突き、㉑井川、⑮コンラッドへと繋いで敵陣22メートル付近まで攻め込む。東海はそのビッグゲインで勢いづき、速いテンポでラックからボールが出され、㉒中村からスペースに走り込んだ⑫近藤がパスを受け、そのまま走り切りトライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり62-31となる。
62-31

これが最後のトライとなる。

後半32分
③ 杉浦皓亮(3年:名古屋)→⑱菊谷蒼波(4年:大産大附)
⑥薄田周希(3年:東海大仰星)→⑳ 張剛士(2年:関大北陽)

後半37分
⑭中川湧眞(4年:京都成章)→㉓木津谷勇輝(4年:札幌山の手)

フルタイムとなりノーサイド。
最終スコア 東海62-31日大

関東大学リーグ戦1部第3戦では、3勝目を収めたものの、自らのミスがトライの失点になることが多く、攻守の切り替え面での課題が残る試合となった。試合を通して全体的に自分たちのミスからなかなか思うように得点をすることができない苦しいゲーム展開となった。しかし、自分たちの武器で得点を重ね勝ち切ることが出来た事は大きな収穫となった。次戦まで3週間と期間が開くため、攻守共に修正改善を重ね次節の東洋大学戦に備えたい。

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