【マッチレポート】関東リーグ戦 立正大学戦
前文
2026年10月18日(日)関東大学リーグ戦第1部第4節の立正大学(以下立正)が埼玉県・熊谷スポーツ文化公園ラグビー場Bグラウンドで行われた。メンバーには攻守ともに安定的な③佐口広樹(東海大大阪仰星:1年)、コンタクトプレーが持ち味の⑫黒田遥斗(常翔学園:3年)がリーグ戦初先発。さらに地味なプレーが輝く⑯稲垣浩至郎(東海大浦安:3年)、愚直な⑳松本賢志郎(熊谷:3年)、全て全力プレーの㉑中村水飛(筑紫:3年)らが初選出となった。前節の法政大学戦同様オールタイム・アタック・マインドで常に攻守共にアグレッシブに前に出続け東海の強みを惜しみなく発揮できるか。リーグ戦開幕から4連勝のかかる大事な1戦となった。
前半
前半2分
敵陣22m立正ボールのラインアウトからスクラムハーフにラインアウトのFW間のギャップを突かれビッグゲインを許してしまう。懸命に戻るも50:22を決められてしまう。そこからクイックで入れた立正に対して素早い反応でタックルし止めようとするも繋がれてトライを許してしまう。キックは外れ、0−5となる。
0−5
前半5分
東海は、⑤カストン・フォヌアと⑧ウェスリー・トンガ(東海大福岡:4年)のダブルタックルでターンオーバーするとバックスへ展開。⑮浦本明惟(松山聖陵:3年)のパスを受けた⑫黒田遥斗(常翔学園:3年)がラインブレイクする。それを⑬鈴木浩介(東京:3年)へとつなぎ、最後は⑪正木空馬(京都工学院:3年)が持ち前のスピードで2人のディフェンスを振り切りトライを奪う。その後の⑩萩原俊輔(大産大附:4年)のキックも成功し7-5となる。
7-5
前半16分
東海は敵陣でのラインアウトから⑧ウェスリー・トンガの力強いボールキャリーでタックラーの裏をとり前に出るとオフロードパスで⑬鈴木に繋ぐ。そこからスピードに乗り約20mを走り切ってトライ。⑩萩原のキックも成功し14−5となる。
14−5
前半24分
東海は、敵陣でのラインアウトモールで前進する。その後崩れてしまうもフォワードが近場を攻めトライラインへ近づく。しかしそのボールを奪われ、キックを蹴られるもノータッチとなる。そのボールをキャッチした⑭山口廉太(昌平:2年)がキックランカウンター、スピードとステップでディフェンス2人の間を抜き去りトライを奪う。キックは外れ、19−5となる。
19−5
前半33分
東海は、自陣で立正のアタックを全員で体を張って守り続ける。ゴール前まで迫られるも⑤カストン・フォヌアのタックルでピンチを脱する。インゴールドロップアウトから立正はフォワードを当てて攻撃を組み立てる。そこから立正は、ゴール前にハイパントを上げる。東海も反応するがそのボールを取られトライを許してしまう。その後のキックも決まり19-12となる。
前半35分
東海は、敵陣でのラインアウトからモールを組もうとするも立正がモールに入らないという対策、モールを組むことができない。そこから東海は、ボールを展開することに切り替えバックスへ展開する。⑩萩原に対して鋭いアングルで入ってきた⑬鈴木がパスを受けスピードとパワーでディフェンス3人を振り切りトライを奪う。⑩萩原のキックも成功し26-12となる。
これが前半最後の得点となる。
後半
後半6分
東海は自陣ゴール前スクラムで立正にフリーキックを与えてしまう。その後、東海は立正のラックサイドへの持ち出しに対してペナルティーをすることなく体を張り続ける。ラックに東海のディフェンスが寄せられていってしまい、大外の隙を立正に攻められ、トライを許してしまう。キックも成功し26-19となる。
26-19
後半9分
東海はリスタートのキックから⑭山口が立正のタッチキックをチャージする。そのままボールを拾うと東海自慢のFWがラックサイドに持ち出し、最後は立正ディフェンスが開けたラックサイドを見逃さずに⑧ウェスリー・トンガがトライラインに飛び込みトライを奪う。キックは外れ31-19となる。
31-19
後半17分
東海は自陣ゴール前ラインアウトから自慢のモールディフェンスで立正のモールを止めると、東海は果敢にボールに絡みに行き、マイボールにしようと必死なディフェンスを見せる。しかし立正にラックサイドの一瞬の隙をつかれ、トライを許してしまう。キックは成功し31-24となる。
31-24
後半17分
①佐々木天雅(大阪桐蔭:3年)→⑯稲垣浩至郎(東海大浦安:3年)
③佐口広樹(東海大大阪仰星:1年)→⑱小濱由路(平塚学園:4年)
⑨中村直人(東海大大阪仰星:2年)→㉑中村水飛(筑紫:3年)
⑩萩原俊輔(大産大附:4年)→㉒草場壮史(筑紫:1年)
後半22分
東海は、ハーフライン付近からFWの力強いモールでゴール前まで押し込むと、ペナルティを獲得する。東海は再度モールを選択すると、鍛えた力を存分に発揮し、最後は最後尾でボールを受け取った②川村航平(茗溪学園:3年)が押さえトライを奪う。㉒草場のキックも成功し38-24となる。
38-24
後半24分
⑥張剛士(関大北陽:4年)→⑳松本賢志郎(熊谷:3年)
後半26分
東海は、⑮浦本の高精度なキックで50:22のキックとなり、ゴールライン前マイボールラインアウトから再開となる。東海はFWの力強いモールで前進し、最後は②川村がボールを押さえトライを奪う。キックは失敗し43-24となる。
43-24
後半27分
⑧ウェスリー・トンガ(東海大福岡:4年)→⑲朝倉晴樹(大産大附:3年)
後半33分
モールでのチームペナルティが重なり⑲朝倉がイエローカード、10分間の退場となる。
その後東海は何度も攻撃をしかけるも得点に繋げることは出来ず、ノーサイドとなった。
最終スコア東海43-24立正
後文
関東大学リーグ戦の立正大学戦は、前半早々に先制トライを許し苦しい時間帯が続いたが、FWの力強いモールとBKの展開ラグビーで流れを掴み直すことができた。しかし、相手の執拗なハイボールの処理やレフリングに合わせられない規律の部分で課題が残り、失点も重なってしまった。リーグ戦も折り返しに入り、残りの試合は上位校との対戦になる。次戦の流通経済大学戦では今回の課題を修正し、連勝を収めていきたいところだ。
