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【マッチレポート】2024年度関東大学リーグ戦 関東学院戦


2024年9月8日(日)、関東大学リーグ戦1部第1戦の関東学院大学戦が小田原市城山陸上競技場で行われた。
メンバーには、初のスターティングメンバーには木津谷 勇輝(4年:札幌山の手)と期待の新戦力浦本 明惟(1年:松山聖陵)が選出された。
春季大会で浮き彫りになったディフェンス課題を夏合宿で修正した成果と、フォワードを全面に押し出すチームカラーをしっかりと表し、今年度の東海大学をアピールする重要な一戦となった。

前半
前半9分
東海は敵陣10m付近ラインアウトでペナルティを獲得し、タッチキックを選択する。⑮コンラッド・セブンスター(2年:Monument High school)の持ち味のロングキックを生かし、敵陣5mへと侵入する。その後ラインアウトからモールを形成し、東海FWが一体となりそのまま押し切り、先制のトライを奪う。⑮コンラッドのキックも決まり7-0となる。
7-0

前半20分
東海は敵陣5m付近ラインアウトからモールを形成し、一度停滞するがボールを展開し、テンポの良いアタックでペナルティを獲得する。その後スクラムを選択し、東海FWの一体となった力強いスクラムでペナルティを獲得。再度スクラムを選択し、関東学院がさらにペナルティを重ね、ペナルティトライとなる。
14-0

前半23分
関東学院は東海自陣22m付近でのスクラムでフリーキックを獲得し、素早いリスタートからゴールライン付近まで攻め込まれる。東海は前に出るタックルで粘り強くDFし続けるもフェーズを重ねる事に前に出られ、最後は相手フォワードに押し込まれトライを許してしまう。キックも決まり14-7となる。
14-7

前半31分
東海は敵陣22m付近ラインアウトでモールを形成し崩されてしまうが、ボールをBKへと展開し、⑭岡村優太(4年:東海大仰星)の力強いキャリーでゲインをする。その後、⑨辻時羽(4年:常翔学園)が空いたスペースを見逃さず、そのスペースに走り込んだ②下江康輔(4年:東福岡)へボールが渡り、華麗なカットアウトステップで相手を躱しトライを奪う。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり21-7となる。
21-7

前半36分
関東学院は東海ペナルティ後、22mラインアウトで乱れながらもボールを保持する。東海は前に出る低いDFでなんとかボールを獲得しようとするも、フェーズを重ねられ、ディフェンスのギャップを作ってしまう。その隙を関東学院に突かれゲインを許すと、最後は素早い展開によりDFが戻りきれず空いたスペースにボールを運ばれトライを許してしまう。キックも決まり21-14となる。
21-14
これが前半最後の得点となる。

後半
後半3分
東海は自陣10m付近スクラムでペナルティを獲得し、⑮コンラッド・セブンスターの自慢のロングキックで敵陣ゴール前まで攻め込む。ラインアウトから、鍛え上げた力強いモールで押し切りトライとなる。キックは外れ26-14となる。
26-14

後半13分
関東学院が自陣22mラインアウトから展開してくるが、東海の鋭いDFで前進を許さない。しかしフェーズを重ねる中で東海はペナルティを犯してしまう。関東学院はペナルティーゴールを選択。ゴールが決まり26-17となる。
26-17

後半13分
②下江康輔(4年:東福岡)→ ⑰川村航平(1年:茗渓学園)

後半15分
東海はハーフラインマイボールラインアウトから、ハイパントで相手のミスを誘い出し関東学院のノックオンにより敵陣22m付近でのマイボールスクラムを獲得。フォワードがスクラムでプレッシャーをかけアドバンテージをもらうと、そこからバックスが展開し⑫近藤翔耶(4年:東海大仰星)から⑩浦本へのパスが繋がり、そのままDFの隙を突くランで走りきりトライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり33-17となる。
33-17

後半18分
東海は、関東学院のキックオフからキック陣地を狙う。相手はカウンターでショートパントを蹴るも⑨ 辻時羽(4年:常翔学園)が反応しボールを獲得する。フェーズを重ねる中で④川瀬悠河(4年:東海大相模)が大きくゲインし、サポートについた⑨辻へパスが繋がりそのままトライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり40-17となる。
40-17

後半20分
④川瀬悠河(4年:東海大相模)→⑳ヘンドリック・スミス(2年:Hoer tengniese skool Middelburg)

後半26分
東海は、中盤で関東学院のハイパントを獲得し球出しのはやいアタッキングラグビーで相手のオフサイドを誘い出しペナルティを獲得する。敵陣ゴール前ラインアウトは成功しなかったが、ボールを継続し、最後は⑥薄田周希(3年:東海大仰星)がラックサイドのスペースに鋭く走り込んでトライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり47-17となる。
47-17

後半27分
①オトゥホウマ・シアレ(4年:東海大福岡)→⑯伊波大地(4年:東海大相模)
③杉浦皓亮(3年:名古屋)→⑱阿部輝(2年:秋田工業)
⑨辻時羽(4年:常翔学園)→㉑井川天太郎(3年:東海大仰星)

後半31分
関東学院が自陣10mラインアウトから展開してくるが、東海の前に出るDFでプレッシャーをかけ、ノックオンを誘う。こぼれたボールに反応し、外に展開すると⑬木津谷が抜け出し最後は㉑井川にボールが繋がりそのまま走り切ってトライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決ま54-17となる。
54-17

後半32分
⑥薄田周希(3年:東海大仰星)→ ⑲今井郁太(4年:東海大相模)
⑬木津谷勇輝(4年:札幌山の手)→㉓古屋健太朗(3年:秋田工業)

後半34分
東海は敵陣22m付近のマイボールラインアウトから ⑰川村が抜け出しゲインをきる。その後のフェーズでFWの力強いキャリーで確実に前へ出ていく。最後はバックスの華麗なサインプレーで⑭岡村優太(4年:東海大仰星)が抜け出し、トライとなる。⑮コンラッド・セブンスターのキックも決まり、61-17となる。
61-17

後半35分
⑩浦本明惟(1年:松山聖陵)→㉒緒方蒼太朗(4年:関大北陽)

後半41分
関東学院は、自陣ゴール前での関東学院ボールラインアウトからモールを形成し、そこから展開してくるも、東海は粘り強いディフェンスを見せる。拮抗した攻防の中、関東学院の不意をつくキックに対応できずトライを許してしまう。キックも決まり61-24となる。
61-24

後半44分
関東学院は敵陣10m付近での関東学院ボールスクラムからショートサイドへ展開し、フェーズを重ねる。東海は前に出るDFでしっかり食い止めるも、一瞬のギャップを突かれビッグゲインを許してしまう。東海は必死に戻りディフェンスするも数的不利な状況を打開できず、そのままトライを許してしまう。キックも決まり61-31となる。

これが最後の得点となりノーサイド。

最終スコア:東海61-31関東学院

後文
関東大学リーグ戦1部第1戦目は、前半は自分たちのミスやペナルティから苦しい時間帯が長く続いてしまったが、後半から体を張った強いプレーでトライを量産し、勝ち切ることができた試合となった。
スロースタートとなったことやリザーブメンバーが交代投入された時間帯に立て続けにトライを許してしまったことが次節への修正すべき課題となった。次節は出た課題を修正し、白星を掴み取りたい。

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