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【マッチレポート】関東大学春季交流大会Aグループ 早稲田大学戦

2024年5月19日(日曜日) 関東大学春季交流大会Aグループの初戦となる早稲田大学戦(以下早稲田)が、愛知県ラグビー祭として招待を受け、愛知県パロマ瑞穂スタジアムにて行われた。
 東海大学(以下東海)にとって、今年度公式戦の初戦。春からやってきたことが通用するのかを試し、次戦へと繋げるためにも勝ち切りたい大事な一戦だ。東海のスターティングメンバーには、③原口慎太郎(3年:佐賀工業)、⑪小池椋太(3年:東海大相模)、⑮千葉康英(4年:尾道)らが選出され、リザーブには⑲中村太志郎(2年:大産大)、⑳宮前翔斗(3年:京都工学院)、㉑吉田永遠(3年:京都成章)、㉔五十嵐龍之介(4年:明和県央)、㉖ 福山寛大(2年:関大北陽)と多くのメンバーが初の選出となった。

前半1分
早稲田ボールのキックオフから、東海はキックを蹴り込み陣地を回復する。相手のキックカウンターを低いタックルで止めるも、その後早稲田のフォワード、バックス一体となったアタックで空いていた外のスペースにボールを運ばれそのままトライを許してしまう。ゴールキックも決まり、0-7となる。
0-7

前半5分
自陣ゴール前早稲田ボールラインアウトから、相手はモールを形成するも東海の力強いディフェンスで前進を阻止する。その後東海の粘りのディフェンスから早稲田のミスを誘う。こぼれ球を⑨井川天太郎(3年:東海大学付属大阪仰星高校)が裏のスペースに蹴り込み、⑭中川湧眞(4年生:京都成章高校)が自慢の瞬足を見せボールをさらにインゴールまで蹴り込みそのままボールを抑えトライ。⑩奥田泰進(4年: 東海大学付属大阪仰星高校)のゴールキックも決まり7-7となる。
7-7

前半11分
敵陣22メートル付近でのマイボールラインアウトから、⑬近藤翔耶(4年:東海大大阪仰星)の力強いキャリーで前進する。その後、早稲田の激しいタックルを受けるも東海の粘り強いアタックでフェイズを重ね、最後は⑦汐月佑心(4年:九州学院高等学校)から⑭中川にボールが渡りディフェンスを2人抜き去りトライを奪う。⑩奥田のゴールキックは外れ、12-7となる。
12-7

前半14分
自陣22メートル付近での早稲田ボールラインアウトから、相手のテンポの早いアタックに対し、前に出て果敢にタックルに入るも前進を許してしまう。最後は、相手バックスの巧みなハンドリングスキルでボールを繋がれトライを奪われてしまう。ゴールキックは外れ、12-12となる。
12-12

前半19分
敵陣ハーフライン付近でのマイボールラインアウト、スローが乱れボールが相手に渡ってしまう。その後、外の空いたスペースに展開されそのままゴールラインまで走り切りトライを奪われてしまう。ゴールキックも決まり12-19となる。
12-19

前半24分
ゴールラインを背負ってディフェンスする東海だが、相手スクラムハーフのパスを⑥薄田周希(3年:東海大学付属大阪仰星高校)が故意的に叩いてしまいシンビンをもらってしまう。自陣ゴール前ペナルティから早稲田はスクラムを選択、フォワードが一人欠けている東海は、スクラムでプレッシャーを受けそのままペナルティトライ、12-26となる。
12-26

前半28分
自陣10メートル早稲田ボールスクラムで相手にフリーキックを与えてしまう。その後すぐにタップスタートで仕掛けられ相手バックスの力強いキャリーを止めることができず、ボールを繋がれトライを奪われてしまう。ゴールキックも決まり、12-33となる。
12-33

前半42分
自陣22メートルラインマイボールスクラムから、東海バックスの巧みなハンドリングスキルで外まで展開し、ラインブレイクする。そして、裏のスペースにキックをし積極的に攻め込むが相手にボールが渡ってしまう。その後、ディフェンスラインのギャップをつかれ、そのままパスを繋がれトライを許してしまう。ゴールキックも決まり12-40となる。
12-40

これが前半最後の得点となる。

後半
セットプレーの安定を狙い、メンバー変更。
②村田和志(4年:京都成章)→⑰下江康輔(4年:東福岡)
③原口慎太郎(3年:佐賀工業)→⑱杉浦皓亮(3年:名古屋)
後半3分
⑪小池椋太(3年:東海大相模)→㉓北村光基(3年:東海大仰星)

後半9分
ハーフライン付近での早稲田ボールスクラムで、東海フォワードが一体となりスクラムでペナルティを獲得する。⑫コンラッド・セブンスター(2年:Monument Highschool)得意のキックで敵陣5メートルまで攻め込み東海ボールラインアウトで再開。その後、東海フォワードがモールを形成し最後は⑰下江が相手の隙をついて持ち出しトライを獲得する。⑩奥田のゴールキックも決まり19-40となる。
19-40

後半17分
④川瀬悠河(4年:東海大相模)→㉕ヘンドリック・スミス(2年: Hoer tengniese skool Meddelburg)

後半25分
敵陣5メートル付近での東海ボールラインアウトで東海フォワードはモールを形成するが崩されてしまう。そこからフォワードが連続アタックで果敢に攻め込むが、ミスでボールを奪われそのままトライを献上してしまう。ゴールキックも決まり19-47となる。
19-47

後半27分
①伊波大地(4年:東海大相模)→⑯菊谷蒼波(4年:大阪産業大附属)
⑧大森光(4年:熊本西)→⑲中村太志郎(2年:大阪産業大附属)
後半28分
⑨井川天太郎→㉑吉田永遠(3年:京都成章)

後半35分
自陣22メートル付近でのマイボールスクラムから、早稲田に押し込まれ、ボールを奪われると、早稲田の素早い連続アタックにたまらず反則を犯してしまう。その後、早稲田は自陣5メートル付近ですぐに再開し、東海もディフェンスで粘り続けるが、最後はそのまま押し込まれてしまいトライとなる。ゴールキックは外れ19-52となる。
19-52

後半38分
東海ボールキックオフから⑫コンラッドの高身長を活かしたジャンプでボールを確保し⑰下江の粘り強いアタックで前に出て、サポートに来ていた㉑吉田にボールを繋ぐと敵陣5メートル付近まで攻め込む。その後、東海フォワードの力強いアタックで攻撃を重ね、最後は⑰下江がラックの上を乗り越え見事トライを獲得する。⑩奥田のゴールキックも決まり26-52となる。
26-52

後半39分
⑤中山竜太郎(4年:東海大仰星)→⑳宮前翔斗(3年:京都工学院)
⑮千葉康瑛(4年:尾道)→㉖福山寛大(2年:関大北陽)
⑦汐月佑心→㉔五十嵐龍之介(4年:明和県央)
⑩奥田泰進→㉒緒方蒼太郎(4年:関大北陽)

後半ロスタイム
自陣22メートル付近での早稲田ボールラインアウトからインゴールにボールを蹴り込まれ、㉑吉田のカバーでボールを押さえ東海ボールのドロップアウトで再開するが、再び早稲田ボールとなり裏のスペースにボールを蹴り込まれ、⑭中川がボールを確保する。ゲームを切ることのできないアタッ東海だったが早稲田の強いプレッシャーに負けボールを奪われそのままトライを許す。ゴールキックも決まり26-59となる。
26-59

関東大学春季交流大会Aグループ第1戦目は、東海にとって非常に多くの課題が残る試合となった。
東海がイメージしていたトライパターンも見られ、アタック力で劣りはないように思えたが、要所でペナルティが目立ち、トライをものにできない場面が多く見られた。またディフェンスにおいてもまだまだ修正部分が多かったため、次戦の帝京大学戦までに課題を修正し、ディフェンディングチャンピオンに挑みたい。

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