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【マッチレポート】2023年度関東大学リーグ戦1部 東洋大学戦

2023年11月12日(日)関東大学リーグ戦1部第6戦の東洋大学戦が小田原市城山陸上競技場で行われた。メンバーには初出場で期待の⑳小柳竜晟(2年 : 熊谷)が選出された。ホームゲームということもあり、会場には多くの東海サポーターが駆けつけた。昨シーズンリーグ戦に衝撃を与えた敗戦相手、今年3度目のホームの地で必ず勝利を収め、最終戦へと繋げたい。

前半1分
キックオフレシーブ、自陣深いところからパスワークで相手を翻弄。⑩武藤ゆらぎ(4年: 東海大大阪仰星)が相手の意表を突いたキックを22m付近に蹴り込み、そこから相手のカウンターアタックを⑧大森光(3年:熊本西)が得意のタックルで東洋のペナルティを誘う。その後、敵陣5mマイボールラインアウトからモールを形成すると、フォワードが一体となり押し込み、トライを取りきる。⑩武藤のゴールキックは惜しくも外れ、5-0となる。
5-0

前半12分
敵陣10mでの相手ボールラインアウトから東海の前に出る早いディフェンスで相手のミスを誘いボールを奪取するとバックスが大外に展開し⑪谷口宜顕(4年: 東海大大阪仰星)が敵陣22mまでゲインする。⑧大森が力強いランでさらにボールを前に運ぶと、⑨辻時羽(3年:常勝学園)の素早いテンポで相手もたまらずペナルティを犯してしまう。その後敵陣5mマイボールラインアウトからモールを形成する、惜しくもトライまで持っていくことができなかったがフォワード、バックス共に連携の取れたアタックを見せる。

前半21分
敵陣10m付近でのマイボールスクラムからフォワードが一体となり、相手を押し込むと東洋が反則を犯す。アドバンテージがある中で攻め込むがミスを犯してしまい、ラインアウトを選択する。敵陣5mでのマイボールラインアウトからモールの形成を試みるがミスを犯してしまい、またもトライを取ることができず苦しい場面が続く。

前半29分
自陣10m付近での相手ボールラインアウトからモールを形成されると徐々に押し込まれ、たまらず反則を犯してしまう。自陣5m、再度相手ボールラインアウトからモールを形成されると、そのまま押し込まれてしまいトライを許す。ゴールキックも決まり、5-7となる。
5-7

前半33分
敵陣10m付近でのマイボールラインアウトから、フォワードとバックスが一体となったアタックでフェイズを重ねる。そこからボールを大きく動かし、外で待っていた⑥薄田周希(2年: 東海大大阪仰星)にボールが渡ると力強いボールキャリーで敵陣22mまでゲインする。その後⑫何松健太郎(4年: 東海大大阪仰星)が相手ディフェンスラインの空いたスペースに走り込みディフェンスをものともせずトライを取りきる。⑩武藤のゴールキックも決まり、12-7となる。
12-7

前半39分
自陣10メートル付近マイボールラインアウトから⑥薄田が起点となり、⑪谷口からサポートに来ていた⑨辻にボールが渡るとそこから再び⑪谷口がボールをもらい大きく前進する。その後⑧大森が力強いアタックを見せ、相手に捕まりながらも⑨辻にボールが渡り、そのままラックサイドの相手の隙をつきトライを取る。⑩武藤のゴールキックも決まり、19-7となる。
19-7

これが前半最後の得点となる。

後半1分
キックの蹴り合いから東洋が自陣10メートル付近へ蹴り出す。ラインアウトからフォワードとバックスが一体となった華麗なパスワークから⑪谷口が抜け出し、巧みなランスキルで走りきり、トライを取りきる。⑩武藤のゴールキックは外れ、24-7となる。
24-7

後半7分
ペナルティのタッチキックをうまく蹴り出せずキックカウンターをされるが、低いタックルで止め、前に上がるディフェンスでターンオーバーに成功する。その後、ボールを受けた⑬近藤翔那(3年:東海大大阪仰星)が裏のスペースへキック、東洋はすかさず外へ蹴り出す。敵陣22メートル付近マイボールラインアウトからフォワードが力強く前進し、ラックサイドを⑥薄田がピックし隙をつき、トライを取りきる。⑩武藤のゴールキックも決まり、31-7となる。
31-7

後半10分
⑮ コンラッド・セブンスター(1年:Monument Hoerskool)の正確なキックで敵陣10メートル付近まで陣地を回復する。マイボールラインアウトからフォワードが前進し、速いテンポでバックスへ展開する。巧みなパスワークから⑪谷口が裏へ抜け出し、最後はサポートに来ていた⑮コンラッドにボールが繋がり、トライを取りきる。⑩武藤のゴールキックも決まり、38-7となる。
38-7

後半15分
自陣22メートル付近マイボールスクラムからバックスの華麗なパスワークで⑭中川湧真(3年:京都成章)がボールを受け、大きく前進する。そこで、東洋の高いタックルによりペナルティを獲得。⑮コンラッドが正確なキックで敵陣5メートル付近へ蹴り出すことに成功する。ラインアウトからフォワードが前進し、最後は⑤中山竜太郎(3年:東海大大阪仰星)がパワープレーでトライを取りきる。⑩武藤のゴールキックも決まり、43-7となる。
43-7

後半17分
④川瀬→⑲椎名
⑨辻→㉑井川

後半19分
敵陣10メートル付近マイボールラインアウトからフォワードが少しづつ前進し、速いテンポでバックスへと展開する。その後⑬近藤からボールを受けた⑩武藤が相手ディフェンスの隙をつき、裏に抜け出し、最後は外にいた⑭中川へパスが繋がり、トライを取りきる。⑩武藤のゴールキックも決まり、50-7となる。
50-7

後半21分
②下江→⑰奥田
③佐藤→⑱松井

後半26分
自陣5メートル付近相手ボールラインアウトから相手が真っ直ぐ投げれず、マイボールスクラムとなるが、プレッシャーを受け、フリーキックを与えてしまう。その後、速いテンポでアタックされ、重ねてペナルティを犯してしまい、再びラインアウトからモールを形成される。フォワードが前進を止めるがサイドをつかれ、惜しくもトライを許す。ゴールキックも決まり、50-14となる。
50-14

後半31分
①高橋→⑯星田
⑭中川→㉓岡村

後半34分
⑥薄田→⑳小柳

後半34分
自陣22メートル付近マイボールスクラムから速いテンポでボールが繋がり、東洋がペナルティを犯す。東海はタッチキックを選択し、敵陣22メートル付近マイボールラインアウトとなる。その後、準備していたプレーから⑮コンラッドが抜け出し、外にいた⑪谷口にボールがつながり、そのままトライを取りきる。⑩武藤のゴールキックも決まり、57-14となる。

後半37分
⑩武藤→㉒廣田

最後まで果敢に相手ゴールラインまで迫り、最後はキックパスでトライを狙うが、惜しくも繋がらずノーサイドとなる。


関東大学リーグ戦1部第6戦は、前半は点差が開かなかったものの、後半では鋭いタックルやテンポの早いアタックで相手を圧倒した。しかし、ペナルティやフリーキックの多さなど課題が出た試合でもあった。リーグ戦優勝に向け今回見つかった課題を修正して最終戦に臨みたい。
第6戦のPOMには、キャプテンとしてチームをまとめ、2トライを決めるなどアタックにおいてチームに貢献した⑭谷口が選出された。

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