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【マッチレポート】2023年度関東大学リーグ戦1部 法政大学戦

2023年10月1日(日)関東大学リーグ戦1部第3戦の法政大学戦が小田原市城山陸上競技場で行われた。ホームゲームということもあり、会場には多くの東海サポーターが駆けつけ、伝統校相手に負けず劣らず声援の後押しを多く感じる一戦となった。

キックオフから約15分東海大ペースで試合が進むもののスクラムやここぞのワンプレーでのミスが続き得点できない。
前半21分
自陣22メートル法政のラインアウトから相手にミスが生まれ、ルーズボールに素早く反応した⑩武藤ゆらぎ(4年:東海大大阪仰星)が抜け出しチャンスを作るもブレイクダウンでペナルティを犯してしまう。法政はペナルティゴールを選択し、ゴールキックが決められてしまう。0-3と先制点を取られてしまう。
0-3

前半23分
ハーフラインマイボールラインアウトから、⑥アフ オフィナ(4年:東海大福岡)の力強いボールキャリーから、バックスが外へボールを展開し、⑪ 岡村優太(3年:東海大大阪仰星)が大きく相手陣に攻め込む。⑩武藤のスペースを見た仕掛けからサポートについていた① オトゥホウマ シアレ(3年:東海大福岡)にボールが渡ると相手をかわしそのままトライとなる。⑩武藤のゴールキックも決まり、7-3と逆転する。
7-3
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前半28分
敵陣22メートル付近東海のラインアウトから、⑥オフィナのスピードあるボールキャリーでゴール前付近までボールを運び、⑦ 薄田周希 (2年:東海大大阪仰星)が相手に囲まれながらも力強い前進でトライを試みるも、グランディングが認められなかった。しかし、ペナルティのアドバンテージ、ゴール前マイボールのペナルティから⑤ 中山竜太朗 (3年:東海大大阪仰星)が相手の隙をつきタップスタート。そのままトライまで捩じ込んだ。⑩武藤のゴールキックも決まり、14-3とリードを広げる。
14-3
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前半31分
法政ボールキックオフから、キャッチした⑥オフィナがボールキャリーし、⑮ コンラッド・セブンスター (1年:Monument Hoerskool)のロングキックでエリアを回復させる。しかし、東海のディフェンスのポッカリ開いた穴、タッチライン際を法政バックスのカウンターに抜けられてしまいそのままトライを許してしまう。ゴールキックも決まり、14-10となる。
14-10

前半36分
自陣10メートル付近マイボールラインアウトから、⑨ 辻時羽(3年:常翔学園)の正確なボックスキックに対し、⑪岡村がプレッシャーをかけミスを誘う。ルーズボールに⑫ 何松健太郎(4年:東海大大阪仰星)が反応しボールを再獲得する。そのまま連続攻撃を仕掛け、⑩武藤から⑫何松にボールが繋ぎ、相手ディフェンスの隙をつきそのままトライを決める。⑩武藤のゴールキックは外れ、19-10となり、前半を終える。
19-10
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後半3分
キックの蹴り合いで相手のキックミスからカウンターアタックを仕掛け、さらにフォワードの連続攻撃により相手の反則を誘う。タッチキックを選択し、⑮コンラッドが敵陣深くまで蹴り出すことに成功。敵陣ゴール前でマイボールラインアウトからモールを獲得する。東海のフォワードがモールで力強い前進を見せ、最後は①シアレが抑え込みトライとなる。⑩武藤のゴールも決まり、26-10となる。
26-10
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後半11分
敵陣22メートルライン付近でマイボールラインアウトから、フォワードとバックスが一体となり、速いテンポで少しずつ前進する。その中、⑬近藤翔那(3年:東海大大阪仰星)が力強いボールキャリーをし、アタックに勢いをもたらす。その後、⑨ 辻が持ち出したところに⑥オフィナが走り込み、そのままトライを取りきる。⑩武藤のゴールも決まり、33-10となる。
33-10
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後半16分
②奥田→⑰玉木

後半22分
敵陣5メートル付近で相手ボールスクラム。途中出場の⑰玉木皓盛(4年:東福岡)が中心となり、スクラムでプレッシャーをかける。その後、バックスに展開されるが、相手アタックにしっかり対応し、⑫何松が相手のペナルティを誘う。タッチキックを敵陣ゴール前5メートル付近に蹴り出し、マイボールラインアウトからモールを形成する。東海フォワードは一度も勢いを止めることなく押し、最後は⑥オフィナがトライを取りきる。⑩武藤のゴールもきまり、40-10となる。
40-10
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後半23分
⑨辻→㉑山田

後半25分
①シアレ→⑯星田
③杉浦→⑰佐藤

後半31分
東海は、ハイタックルの反則で⑧大森がイエローカードをもらい一時的な退場となる。

後半32分
東海は長いフェイズディフェンスの末、自陣深くでペナルティを犯してしまう。法政はタッチキックでゴール前に蹴り出しモールを形成する。東海フォワードは、粘り強いディフェンスで抵抗するも、惜しくも押し切られてしまいトライを許す。ゴールキックは外れ、40-15となる。
40-15
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後半33分
④川瀬→⑲椎名
⑥アフ・オフィナ→⑳マフィ・ヴィリアミ
⑩武藤→㉒奥田
⑮コンラッド→㉓川久保

後半37分
ハーフライン付近、マイボールラインアウトか、1度はボールを確保するが、相手のプレッシャーを受け、ボールを奪われてしまう。そこから、早いテンポで外のスペースにボールを展開され、最後まで追い続けたものの、そのままトライとなる。ゴールキックも決まり、40-22となる。
40-22

東海は後半ロスタイムまで果敢に攻め続けたが、これが最後の得点となりノーサイドとなった。
40-22

後文
関東大学リーグ戦1部第3戦は、第2戦に続き白星を収めたものの、後半に失点が続き、相手の勢いを完全に断ち切ることのできない課題の残る試合となった。試合を通して全体的にハンドリングエラーが多くみられ、なかなか思うように得点を重ねることができない苦しいゲーム展開でもあった。また、反則の数は減ったものの、得点につながる反則、一時的な退場を受ける反則がありゲームの流れに大きく影響をもたらした。次戦まで3週間と期間が開くためしっかりと課題を修正し、第4戦に臨みたい。

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