【マッチレポート】2025年度関東大学リーグ戦 流通経済大学戦
2025年11月30日(日)関東大学リーグ戦1部最終戦の流通経済大学戦(以下流経)が秩父宮ラグビー場で行われた。メンバーには第4節の日本大学戦からリザーブで出場していた⑫羽根田陸(関大北陽:2年)が初先発。また、⑲大原功泰(東海大大阪仰星:4年)が今期リーグ戦に初選出された。最終戦となるこの一戦。リーグ戦王者奪還を目標の一つに掲げて戦ってきたこのチームの成長の証明、選手、スタッフ、応援のメンバースタンドが一つになり、「勝心」のスローガンを体現したい一戦となった。
前半4分
東海は自陣22m付近スクラムから流経の連続アタックを体を張りディフェンスするも、相手の素早いボール回しによってペナルティを犯してしまう。流経はペナルティゴールキックを選択し、成功0-3となる。
0-3
前半20分
東海は敵陣10m付近ラインアウトからアタックを仕掛けようと試みるがミスを犯してしまう。互いにキックの蹴り合いとなり、流経がキックカウンターを仕掛け、東海はディフェンスが整備されておらずペナルティを犯してしまう。東海は自陣22mラインアウトからの流経のアタックを体を張り止めるが最後はパワーで押しきられてしまい、トライを許してしまう。キックも決まり、0-10となる。
0-10
前半23分
東海はハーフライン、ラインアウトからバックスがスピードのある巧みなサインプレーで流経を圧倒し敵陣5mまで侵入する。そこからフォワード陣がバックス顔負けの華麗なパス回しで外に展開し、最後は④中村太志郎(大産大附:3年)が走り切りトライを奪う。⑬コンラッド・セブンスター(Monument-Highschool:3年)のキックも決まり、7-10となる。
7-10
前半26分
東海は自陣10mライン付近ラインアウトからの流経アタックに対し、前に出続けるディフェンスで圧力を掛け、⑤ ランギ・トゥポウ(東海大福岡:1年)の鋭く力強いタックルで相手ミスを誘う。乱れたボールを見逃さなかった⑩北村光基(東海大大阪仰星:4年)がボールをインゴールまで蹴り込み、そのままボールを押さえ逆転トライを奪う。⑬コンラッド・セブンスターのキックも決まり、14-10となる。
14-10
前半33分
東海はキックで陣地を戻すが、流経がクイックでボールを戻しアタックを仕掛ける。東海は不意を突かれ、ゴール前まで侵入されてしまう。必死に戻りディフェンスをするが、流経の前に出続けるアタックを止めれず逆転トライを許してしまう。キックも決まり、14-17となる。
14-17
前半37分
東海は流経のハイパントキックを冷静に処理しキックカウンターを仕掛ける。東海は連続アタックからペナルティを獲得し、タッチキックから敵陣22m付近まで侵入する。東海は敵陣22m付近ラインアウトから用意していたサインプレーで⑬ コンラッド・セブンスターがボールを受け取ると、力強いランで走りきり逆転トライを奪う。キックは外れ、19-17となる。
前半44分
東海は敵陣10m付近ラインアウトから連続アタックを仕掛けミスを犯してしまうが、その後のスクラムでペナルティを獲得する。タッチキックを選択した東海は敵陣22mからラインアウトモールを形成する。ゴール前への侵入に成功した東海はフォワードの縦のアタックで勝負を仕掛け、最後は⑦細川聖(黒沢尻北:3年)がボールを押さえトライを奪う。⑬コンラッド・セブンスターのキックも決まり、26-15となる。
26-15
これが前半最後の得点となる。
後半7分
東海は敵陣10メートルライン付近でのスクラムでフリーキックを獲得する。⑧薄田周希(東海大大阪仰星:4年)がすぐにリスタートしゲインを切ると東海は左右にボールを振り、ディフェンスの隙間を見ていた⑬ コンラッド・セブンスターが抜けると、オフロードを何度も繋ぎ最後は⑦細川がボールを抑えトライ。⑬コンラッド・セブンスターのキックも決まり、17-33となる。
33-24
後半14分
⑦細川聖(黒沢尻北:3年)⇒⑳末吉晃樹(長崎北陽台:4年)
後半16分
流経は自陣ゴール前ラインアウトからモールを形成する。東海は得意のモールディフェンスで流経のモールを押し返すもうまくずらされてしまい、トライを許してしまう。キックも決まり33-24となる。
33-24
後半22分
⑬ コンラッド・セブンスター(Monument-Highschool:3年)⇒ ㉒古屋健太朗(秋田工業:4年)
後半25分
東海は自陣ゴール前ラインアウトから流経にモールを組まれる。東海は磨いたモールディフェンスで流経のモールを止めるも、ディフェンスラインの間を狙われトライを許してしまう。キックも決まり33-31となる。
33-31
後半26分
① 小柳竜晟(熊谷:4年)⇒⑯ 大橋蓮音(名古屋:2年)
②川村航平(茗溪学園:2年)⇒ ⑰津田仁(光泉カトリック:4年)
⑨川久保瑛斗(長崎北陽台:4年)⇒㉑吉田永遠(京都成章:4年)
後半29分
東海はハーフラインでのマイボールラインアウトからキックを織り交ぜながらアタックを仕掛け、チェイスをしていた⑬コンラッド・セブンスターがタックルを決めると、東海はラックへプレッシャーをかけターンオーバーに成功する。⑭ウェスリー・トンガ(東海大福岡:3年)が空いているスペースへとボールを持ち出し、オフロードパスを、㉑吉田 につなぎトライを奪う。キックは外れ、38-31となる。
38-31
後半30分
⑭ウェスリー・トンガ(東海大福岡:3年)⇒㉓正木空馬(京都工学院:2年)
③ 杉浦皓亮 (名古屋:4年)⇒⑱小濱由路(平塚学園:3年)
⑥ 張剛士(関大北陽:3年)⇒ ⑲大原功泰(東海大大阪仰星:4年)
後半33分
東海はハーフライン付近でペナルティーを獲得する。東海はペナルティーゴールキックを選択し、⑬コンラッド・セブンスターが冷静に50m強のロングキックを成功させ、41-31となる。
41-31
後半37分
東海は敵陣ゴール前でラインアウトを獲得する。東海はセンターを当て、ラックを作ると、FWでリフトから得意のモールを組みパワーで押していくが、ゴールライン前で崩されてしまう。しかしディフェンスの間を見ていた⑱小濱にボールが渡ると、ディフェンスをずらしそのまま巨体を生かして相手を弾きトライを奪う。キックは外れ46-31となる。
46-31
これが後半最後の得点となり、残り時間、流経の最後の粘りを耐え、ノーサイド。
最終スコア 東海46-31流経
関東大学リーグ戦1部最終戦の流通経済大学戦は、この1年間やってきてたことを体現した試合だった。序盤は流経にペースを握られるもののセットプレーから流れを掴み、試合を上手く進めていった。今日の勝利によって東海は関東大学リーグ戦1部で2年ぶり14度目の優勝を果たした。
引き続き全国大学ラグビー選手権大会優勝を目指す東海はこの結果で満足することなく、今日の試合をしっかり振り返り、12月20日に行われる全国大学ラグビー選手権大会の準々決勝に向けて準備していきたい。
