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【マッチレポート】関東大学春季大会交流大会Aグループ 帝京大学戦

2023年6月18日(日)、晴天に恵まれた空の下、関東大学春季交流大会Aグループ最終節である帝京大学戦(以下帝京)が小田原市城山陸上競技場で行われた。昨年の優勝チームである強豪帝京にどれだけ通用するのかこれからの東海大学(以下東海)にとって貴重な1戦だ。スターティングメンバーには、①シアレ・オトゥホウマ(3年:東海大福岡)、⑬古谷健太朗(2年:秋田工業)、⑮田代諒介(3年:大分舞鶴)らが選出され、リザーブには、㉓ウェスリー・トンガ(1年:東海大福岡)らが選出された。
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前半

東海ボールでキックオフ。

前半6分、試合開始から防戦一方の東海は粘り強いディフェンスで何とか相手に得点を許さなかったものの、帝京FWの連続攻撃を止めることができず、最後はタックルミスによりあっけなく先制トライを許してしまう。ゴールキックも成功し0-7となる。
0-7
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前半14分、東海はスクラムで帝京に圧倒され、ボールを奪われてしまう。前に出るディフェンスでターンオーバーを試みるも、ペナルティを犯してしまいラインアウトのチャンスを与えてしまう。帝京はラインアウトからモールを形成。そのまま押し切られトライを許す。ゴールキックは外れ0-12となる。
0-12
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前半25分、またも自陣に攻め込まれてしまう。何とか食らいつくが、ハイタックルを犯してしまいゴール前でのラインアウトアタックのチャンスを与えてしまう。帝京はラインアウトからモールを形成。東海は帝京の勢いを止めることが出来ずまたもトライを許してしまう。ゴールキックも決まり0-19となる。
0-19
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前半34分
①シアレ・オトゥホウマ(3年:東海大福岡)→ ⑯菊谷蒼波(3年:大産大付属)

前半36分、自陣帝京ボールスクラム。東海は、ボールを取り返したい場面で焦りが出てしまい、ペナルティを犯してしまう。またも自陣での帝京ボールラインアウトからモールを形成されそのままトライを許してしまう。ゴールキックは外れ0-24となる。
0-24
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前半39分
⑥佐々木浩祐 (4年:札幌山の手)→㉔弓部蒼生(4年:石見智翠館)

前半ロスタイム、スクラムでまたもペナルティを犯してしまいボールを奪われてしまう。帝京はボールを獲得すると同じようにラインアウトからモールを形成する。東海は必死のディフェンスでモールを止めるも、帝京のアタックを止めることが出来ず、トライを許してしまう。ゴールキックも決まり0-31となる。これが前半最後の得点となった。
0-31

東海はラインアウトモールで4つのトライを献上、帝京からは得点を奪うことができずに後半へ。

後半
交代メンバー
⑩本山嵐士(4年:長崎北陽台)→㉒廣田真士(2年:報徳学園)
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⑮ 田代→㉒コンラッド・セブンスター (1年:Monument Hoerskool)
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帝京ボールキックオフ。

後半2分、東海は自陣ゴール前でのラインアウトでミスを起こしてしまい、帝京ボールスクラムのチャンスを与えてしまう。後半の流れを掴む最初の得点はなんとか防ぎたかったところだが、スクラムをそのまま押し切られトライを許す。ゴールキックは外れるが、0-36とさらに点差を広げられる。
0-36
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後半6分、この悪い流れをまず断ち切りたいが、ハーフライン付近での帝京ボールラインアウト。東海はディフェンスで連携を取りながら相手アタックを大外で追い詰めることに成功する。しかし、裏に蹴り込まれたボールを再び帝京に拾われそのままトライを許す。ゴールキックも成功し、0-43とさらに点差を広げられる。
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後半10分、敵陣22メートルライン付近での帝京ボールラインアウト。帝京モールを東海FWがゲインはされながらも、ミスを誘発させた。しかし、セカンドボールへの反応が遅れ、再び帝京に拾われると、帝京はすかさず大外へキックパス。ボールが繋がりトライを許す。ゴールキックも成功し、0-50とさらに点差を広げられる。
0-50
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後半15分、敵陣10メートル付近帝京ボールスクラムからのアタックに必死のディフェンスで食らいつくものの、帝京の連続攻撃に翻弄され、空いた外側のスペースを突かれトライを許してしまう。ゴールキックも決まり0-57となる。
0-57
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後半16分
②下江康輔(4年:東福岡)→⑰奥田玲大(4年:京都工学院)
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⑨竹田怜央(4年:東海大大阪仰星)→㉑辻時羽(3年:常翔学園)
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⑤今井郁太(3年:東海大相模)→⑳ヴィリアミ・マフィ(2年:東海大福岡)
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後半20分メンバー交代
③本田啓(3年:東福岡)→ ⑱佐藤颯人(4年:大分東明)
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後半38分、なんとか1トライを返したい東海は、自陣からミスを恐れず果敢にアタックし続ける。ブラインドサイドで⑪ 岡村優太(3年:東海大大阪仰星)が裏に抜け出し、㉑辻へのオフロードパスが繋がると、最後は⑪岡村が再びボールをもらいトライを奪い取る。ゴールキックは外れるが、5-57。
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メンバー交代
⑳ヴィリアミ→⑲川瀬悠河(3年:東海大相模)
⑪岡村→㉓ウェスリー・トンガ(1年:東海大福岡)
⑧ オフィナ・アフ(4年:東海大福岡)→㉖大森光(3年:熊本西)

後半ロスタイム、自陣トライライン付近で帝京にスクラムのチャンスを与えてしまう。スクラムから相手のスクラムハーフの持ち出しを止めることが出来ずトライを許してしまう。ゴールキックも決まり5-64となる。
5-64
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今回の試合は東海にとってFWの差を大きく見せつけられた試合となった。大学選手権で昨年度優勝している帝京相手に、春から行ってきた練習の積み重ねを発揮することができなかった。しかし、結果は負けてしまったものの今回の敗戦で多くの課題を見つけることができた。対抗戦チームに一つも勝てなかった現実から目を背けることなく秋シーズンに向けて一つ一つステップアップしていくしかない。

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2023年度関東大学春季交流大会Aグループは、最終順位を4位として幕を閉じた。

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