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【マッチレポート】関東大学春季交流大会Aグループ 明治大学戦

2023年5月28日(日)、関東大学春季交流大会Aグループ4回戦の明治大学戦(以下明治)が晴天に恵まれた空の下、JITリサイクルインクスタジアムで行われた。今日の一戦は、東海大学(以下東海)にとって対抗戦チームと試合ができる数少ない機会であり、春からやってきたことが強豪明治にどれだけ通用するのかを試すことができる貴重な試合だ。東海のスターティングメンバーには、③本田啓 (3年:東福岡)、⑤今井郁太 (3年:東海大相模)、⑥薄田周希 (2年:東海大大阪仰星)、 そしてルーキー⑮コンラッド・セブンスター (1年 :Monument Highschool)らが選出され、リザーブには⑯伊波大地(3年:東海大相模)、⑰玉木皓盛(4年:東福岡)、⑱佐藤颯人(4年:大分東明)、㉓水谷元気(3年:鹿児島実業)、㉕千葉康瑛(3年:尾道)と多くのメンバーが今シーズン初の選出となった。
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前半

東海ボールでキックオフ
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前半1分、ハーフライン付近で明治にペナルティを与えてしまう。明治はタッチキックを選択しモールを形成。形成直後は東海FWが押し返すも、うまくいなされトライを許す。ゴールキックも成功し、0-7と先制点を許してしまう。
0-7
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前半5分、敵陣22メートルライン付近でペナルティを獲得し、東海はタッチキックを選択。⑩武藤ゆらぎ(4年:東海大大阪仰星)がゴール目の前に蹴り出し、絶好のトライチャンスとなる。ラインアウトで少しミスが生じるもすぐに立て直し、最後は⑧オフィナ・アフ(4年:東海大福岡)が相手の意表をつきトライ。⑩武藤のゴールキックも決まり、7-7と点差を振り出しに戻す。
7-7
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前半11分、敵陣22メートルライン付近でのマイボールラインアウトから10フェイズにわたる東海の猛アタックで、敵陣ゴール前でペナルティを獲得する。⑬谷口宜顕4年 (東海大大阪仰星)が相手の準備が整う前にクイックリスタート。2人のタックルを受けながらも、トライを奪い取る。⑩武藤のキックも決まり、14-7と逆転に成功する。
14-7
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前半25分、自陣22メートルライン付近で明治にペナルティを与えてしまう。東海は、自陣ゴール前でのラインアウトでさらに反則を重ねてしまう。明治はすぐさまクイックリスタートし、東海の隙をつく。反応しきれなかった東海はそのままトライを許してしまう。ゴールキックも決まり、14-14とまたも同点の展開となる。
14-14
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前半31分、東海の前に出るディフェンスで明治のフェイズアタックを止め続け、激しい攻防が続いたが、ゲインラインを切られてしまうとそのまま走り切られトライを許す。ゴールキックも決まり、14-21と逆転を許す。
14-21
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前半42分、前半も終わりに近づき、攻防の激しさが増す中、敵陣10メートルライン付近で東海FWが意地を見せ、スクラムで反則を誘いペナルティを獲得。東海はショットを選択し、⑩武藤がしっかりと決めて17-21で前半を折り返す。
17-21
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後半

明治ボールでキックオフ。

後半6分、自陣22メートルライン付近での明治のラインアウトからアタックにじりじりディフェンスラインを下げられる。東海のディフェンスが崩れたところにアタックを仕掛けられ、トライを許してしまう。ゴールキックは外れて、17-26と点差を広げられてしまう。
17-26
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後半9分、自陣での攻撃が行き詰まり⑩武藤が敵陣に高いキックを蹴る。蹴ったボールは明治側に入り、明治はアタックを継続。またも明治のフェイズアタックに翻弄された東海ディフェンスは、崩れたところを狙われてトライを許してしまう。ゴールキックは外れて、17-31となる。
17-31
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後半14分、東海は、敵陣10メートルライン付近のラインアウトからのサインプレーで⑭中川湧眞(3年:京都成章)が明治ディフェンスラインを突破すると、相手を置き去りトライを獲得する。⑩武藤のゴールキックも成功し、21-31と点差を縮める。
24-31
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後半20分、自陣ゴール前での明治ボールスクラムで東海FWは押し負けてしまいそのままトライを許してしまう。ゴールキックは外れ、24-36となる。
24-36
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後半30分、東海は自陣からボールを継続。敵陣に入ってもアタックを継続し続け、最後は⑫近藤翔耶(3年:東海大大阪仰星)が相手スペースを見逃さず、巧みに抜け出しトライ。
⑩武藤のゴールキックも成功。
31-36
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後半44分、自陣ゴール前5メートルで明治ボールのスクラムからのアタックを東海は粘り強い守りでトライを許さない。しかし、相手の飛ばしパスがつながれ、トライを許してしまう。
ゴールキックは外れて31-41となり、試合終了となった。
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今回の試合は東海にとって貴重な試合となった。大学選手権で必ず上位に食い込んでくる明治相手に春から取り組んできたアタックや前に出るディフェンスがどれだけ通用するのかを試すことが出来た。結果は負けてしまったものの数多くのトライを獲得し、ディフェンスでは80分間前に出続け、多くのターンオーバーも見られた。しかし、ペナルティの多さや、ハンドリングミスが多くトライに繋げられてしまった。次戦の帝京大学戦にむけて課題を修正し、セットプレーやディフェンスに磨きをかけ、チャンピオンに挑む。



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