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【マッチレポート】2022年度関東大学リーグ戦1部 関東学院大学戦

2022年10月31日(日)、関東大学リーグ戦の5戦目となる関東学院大学戦(以下関学)がアースケア敷島サッカー・ラグビー場で行われた。東海大学(以下東海)のスターティングメンバーには、今大会初出場の⑪本間智貴(4年:青森北)がメンバーに選出された。

前半

関東学院ボールでキックオフ。

前半4分自陣10m付近で⑧井島彰英(4年:熊本西)のジャッカルによりペナルティーを獲得。ボールをタッチに蹴りだし、敵陣22mラインアウトからフォワードの力強いキャリーを続け、最後は⑩武藤ゆらぎ(3年:東海大大阪仰星)→ ⑫伊藤峻祐(4年:桐蔭学園)→⑩武藤→⑪本間智貴(4年:青森北)→ ⑭照屋林治郎(4年:保善)と華麗なプレーでトライを取りきった。⑩武藤のキックは外れたが、5-0と先制点を奪う。

前半8分相手オフサイドの反則により、東海はボールをタッチに蹴りだした。敵陣ゴール前でラインアウトから東海自慢のモールを形成し、⑦レキマ・ナサミラ(4年: Ratu Navula Secondary School )の推進力を筆頭にモールを押し込み、最後は②下江康輔(3年:東福岡)のトライ。⑩武藤のキックは外れ、10-0とした。

前半28分、敵陣22m付近で東海ボールラインアウトから今度はモールを組まず、⑧井島がボールを持ち出した後⑦レキマにボールを回す。関学のディフェンスを上手くかわしてそのままトライ。⑩武藤のキックも成功し、17-0と点差を広げる。

前半35分、自陣10mで⑩武藤が裏に抜け出し、⑬近藤翔那(2年:東海大大阪仰星)に繋ぐと、敵陣22m付近までゲインするが、ノックオン。関学ボールとなり、脱出されるが、そのボールを⑩武藤がすぐにリスタートし、⑭照屋がそのままトライ。⑩武藤のキックも成功し24-0とさらに点差を広げる。これが前半最後のトライとなった。

後半東海ボールでのキックオフ。

前半24-0でリードしていた東海は、後半2分相手ラインアウトのボールを⑤ワイサケ・ララトゥブア(4年:Ratu Sir Lala Sukuna Memorial School)が長身をいかしボールを獲得。そこから連続攻撃を仕掛ける。⑩武藤が相手のディフェンスの隙間をステップとパスダミーを駆使しあっという間に抜き去りゴール中央にトライを決める。⑩武藤のキックも決まり31-0と後半最初のトライを決める。

後半7分。相手に自陣まで攻め込まれ相手ボールのスクラムから相手が攻撃を仕掛ける。前に出るディフェンスで止めるも素早いサイドアタックで、スペースを走られてしまいトライを許す。キックも決まり31-7とされる。

後半10分。トライを許した直後のキックオフボールを相手がミスしそのボールを獲得。そこからフォワード、バックスの連携の取れたアタックから一気にゴール前まで。最後は、⑭照屋が大外に待ち構えた⑦レキマへと長いパスを繋ぎグランド右隅にトライを決める。上空に吹き荒れる風を読めずキックは決まらなかったが36-7とリードを広げる。

後半18分。適陣ゴール前で相手のオフサイドのペナルティーより、タッチに蹴り出しライアウトモールを形成。モールは相手のディフェンスに止められるが、フォワードの連続でアタックでゴール前まで近づく。最後は、⑬近藤がトライを決める。キックは決まらず41-7とする。

後半23分。自陣での相手のラインアウトボールを再び⑤ワイサケが手にかけ獲得。そこから、⑦レキマが大きくゲインし、バックスへと展開⑮谷口宜顕(3年:東海大大阪仰星)が再びゲインし起点となる。そこから、フォワードとバックスが一体となり攻撃を仕掛ける。最後は、フォワードアタックから③石橋慎悟(4年:筑紫)が抜け出しゴール中央へとトライを決める。⑩武藤のキックも決まり48-7とする。

後半31分。敵陣でディフェンスをしていた東海は、相手のラックを壊してターンオーバー、ボールを獲得する。そこから⑩武藤が裏の空いたスペースにボールをうまく転がし⑪本間がボールのバウンドを読み、そのまま右隅へとトライを決める。惜しくもキックは決まらなかったものの53-7とさらにリードを広げる。

後半40分。敵陣でディフェンスをしていた東海は相手になかなかゲインを許さない。そこから⑤ワイサケが相手のボールを獲得し、東海は連続攻撃を仕掛ける。最後はフォワードのアタックから⑤ワイサケが抜けサポートしていた⑦レキマへとオフロードを繋ぎトライを決める。㉒奥田泰進(2年:東海大大阪仰星)のキックも決まり60-7とリードをさらに広げる。

後半43分。敵陣に進み連続攻撃を仕掛ける東海は、フォワードとバックス共に怒涛のヒットの連続でゴール前まで攻め込む。最後は、⑲中山竜太朗(2年:東海大大阪仰星)が抜け出しトライを決めた。㉒奥田のキックも決まり67-7とする。

後半45分。トライ後のキックオフボールを相手が落とし、そのボールを⑤ワイサケが拾い、サポートしていた⑱細川大介(3年: 黒沢尻北)がそのままゴール中央まで独走トライを決める。このトライが最後となり74-7にて試合終了となる。

関東大学リーグ戦の5戦目となる今試合は、前半からミスが目立った内容であったが、後半は東海らしい攻撃をすることで得点を重ねることができ、白星を掴むことができた。DFでは、前に出る気迫のあるタックルを成功させるなど、東海の持ち味がでた試合となった。次戦の大東文化大学戦に向けて攻守ともに今回の課題を修正し、白星を重ねリーグ戦5連覇へまた一歩近づきたい。

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