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【マッチレポート】第43回関東大学ジュニア選手権 明治大学Jr.戦

2022年10月23日(日)、第44回関東大学ジュニア選手権明治大学戦が明治大学八幡山グラウンドで行われた。ここで勝たなければ自力でのプレーオフトーナメント進出がなくなる大事な最終戦、東海大学(以下東海)のメンバーには、ラインアウトのスペシャリスト⑤小鹿裕哉(4年:青森北)が初のメンバー入りとなった。明治大学(以下明治)ボールでキックオフ

前半5分、序盤から東海の猛攻で敵陣深くまで攻め込むものの、ハンドリングエラーをしてしまいトライに結びつけることはできない。
前半16分、東海のテンポの早い攻撃でペナルティーを獲得すると、敵陣ゴール前で⑩北村光基(1年:東海大大阪仰星)がペナルティーゴールをしっかり決め、3-0と先制点を獲得した。
前半21分、相手の攻撃で自陣深くまで戻されてしまいピンチになるものの⑭本間智貴(4年:青森北)がビックタックルを見せピンチをしのいだ。
前半27分、⑩北村の正確なキックにより自陣22m付近から敵陣22m付近まで陣地を回復し、東海ボールのラインアウトから攻撃を仕掛けるもののハンドリングエラーによりトライならにはならなかった。
前半33分、⑫今村泰士(4年:筑紫)のタックルを受け苦し紛れに相手がパスしたボールがトライゾーンにこぼれ、そのルーズボールに反応した⑤小鹿が飛び込みトライ。⑩北村のキックも決まり10-0と点差を離す。
前半37分、相手の素早いパススキルによりボールを展開され必死にタックルするもののボールを繋がれてしまいトライを許す。キックは外れ10-5となる。
前半ロスタイム、またもや相手の早い展開により自陣まで攻め込まれピンチとなるものの⑭本間がボールを外に蹴りだし、前半終了。

後半
東海ボールでキックオフ。
後半2分、敵陣10m付近で東海ボールスクラムから、テンポの速いアタックでペナルティを獲得。ペナルティゴールを選択し、㉒奥田がキック成功を成功させ、13-5となる。
後半4分、自陣22m付近で相手の裏へのキックパスがうまくつながり、そのままトライを許す。キックは失敗し、13-10と点差を縮められる。
後半8分、自陣22m付近で明治ボールラインアウトから、東海ディフェンスは意表をつかれトライを許す。キックも成功し、13-17と逆転される。
後半10分、東海キックオフのボールが明治に渡り、そこからボールを外に回し、裏に抜けられてそのままノーホイッスルトライを許す。13-24とさらに点差を広げられる。
後半14分、敵陣ゴール前で東海ボールラインアウトから、モールを形成し、そのまま押し込んで最後は⑧佐々木(3年:札幌山の手)が抑え込みトライ。キックは失敗し、18-24と点差を縮める。
後半31分、自陣ゴール前付近で、明治ボールラインアウトから、明治のサインプレーにより、東海は止め切ることができず、トライを許す。キックも成功し、18-31となる。
後半38分、東海は自陣10m付近から、⑬何松健太郎(3年:東海大大阪仰星)が裏に抜け出した後、キックを使ってさらにゲインし、最後はオフロードで⑮田中挑(3年:東京農業第二)に繋いでトライ。23-31と点差を縮める。
後半ロスタイム、敵陣ゴール前で東海ボールラインアウトから、モールを形成し、そのまま押し込んで最後は⑧佐々木が抑え込みトライ。
キックも成功し、30-31と点差を縮めるが、これが最後のトライとなり、試合終了。

今回の試合は、試合終盤で1点差まで詰めるも逆転することができなかった悔しい試合となった。前半はチームプレーがチグハグで好機を逃したが、持ち味であるスクラムの強さでなんとかミスを帳消しにできる展開、後半はメンバー交代からスクラムが安定せず、ラインアウトからはモールトライもあったものの相手に合わされてペースが掴みきれず、負ける理由が沢山ある試合展開であった。一方、前に出るディフェンスで明治のアタックを阻むシーンも見られた。しかし明治の鋭いディフェンスをなかなか崩せず得点力で上回ることができなかった。
これでジュニア選手権は一勝三敗となり、先行きは他大学の結果待ちとなった。

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