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【マッチレポート】2022年度関東大学リーグ戦1部 法政大学戦

2022年10月2日(日)日差しが強く猛暑の中、関東大学リーグ戦の第3戦が小田原市城山陸上競技場にて行われた。東海大学(以下東海)のスターティングメンバーには、セットプレーでのパワフルさを持ち味とした⑯高橋凜(3年:東海大大阪仰星)、フィールドプレーでのハードワークとスピードが持ち味の⑰安藤良太(3年:東海大相模)、力強いコンタクトプレーの光る⑲中山竜太郎(2年:東海大大阪仰星)が今大会初めてメンバー入りを果たした。

前半

東海ボールでキックオフ

前半2分、東海は中盤で法政大学(以下法政)からボールを奪うと大きく展開し⑮谷口宣顕(3年:東海大大阪仰星)が抜け出して前進する。そこから連続攻撃を仕掛け、⑨清水麻貴(4年:東農大二)からボールを受けた⑤ワイサケ・ララトゥブア(4年: Ratu Sir Lala Sukuna Memorial School)がトライを奪った。ゴールも成功し7-0と先制点を奪う。

前半12分、中盤でのラインアウトからのアタックで法政に大きくゲインされてしまった東海は、その後の逆サイドへのアタックを阻止することが出来ずトライを許してしまい、7-5となる。

前半24分、敵陣ゴール前でペナルティーを獲得した東海は、スクラムを選択。⑨清水からボールを受けた⑫伊藤峻祐(4年:桐蔭学園)がブレイクダウンを形成。その後、順目に展開し、⑩武藤ゆらぎ(3年:東海大大阪仰星)からの飛ばしパスを⑭照屋林治郎がキャッチしトライとなる。ゴールも成功し、12-5となる。

前半31分、自陣で相手キックをセービングした⑩武藤が中盤までボールを運び、そこからボールを大きく展開。④椎名耀二(3年:幕張総合)→⑫近藤翔耶(2年:東海大大阪仰星)→⑮谷口と繋ぎ、オフロードパスを受けた⑥薄田周希(1年:東海大大阪仰星)が追加トライを奪う。ゴールも成功し、19-5と得点差を広げる。

前半35分、東海の中盤でのペナルティーで法政はペナルティーゴールを選択。ゴールが成功し、19-8となる。

前半37分、ショートサイドを⑫近藤が抜け出し、ゴールライン間際までボールを運ぶ。⑫近藤から⑬伊藤に繋がりトライとなる。ゴールも成功し、26-8となる。これが前半最後のトライとなる。

後半

法政ボールキックオフ

後半6分、自陣スクラムからのアタックで⑩武藤が大きくゲインし、敵陣深くまで攻め込む。そこから素早し連続攻撃を仕掛けるも、トライにはなかなか届かない。しかし、⑨清水がボールを後ろにさげ、⑩武藤がドロップゴールを決め後半最初の得点を奪う。3点追加で29-8となる。

後半9分、東海は力強いアタックでゲインラインを破り続ける。中盤で⑮谷口が抜け出し、その後⑨清水がゴール前までボールを運ぶ。素早い球出しから、⑮谷口→⑥薄田にボールが渡ると、⑥薄田が相手ディフェンスを倒し、トライを奪う。ゴールも成功し、36-8となる。

後半19分、敵陣でペナルティーを獲得した東海はゴール前でのラインアウトを選択。ラインアウトから縦に連続攻撃を仕掛け、最後は⑦レキマ・ナサミラ(4年: Ratu Navula Secondary School )がトライを奪う。ゴールも成功し、43-8となる。

後半24分、⑮谷口の相手スペースを突くキックで50-22を獲得し、マイボールラインアウトを獲得。そのラインアウトからショートサイドで⑦レキマがボールをもらいそのままトライとなる。ゴールも成功し、50-8と後半立て続けにトライを奪い、点差をさらに広げる。

後半27分、法政ボールのラインアウトから連続攻撃を止めきることができず、トライを許してしまう。ゴールも入り、50-15となる。

後半30分、ゴール前ラインアウトから連続攻撃を仕掛けた東海は、アドバンテージが出ると大きく展開。⑩武藤から⑫近藤にパスが繋がりトライとなる。ゴールも成功し、57-15とトライされた後すぐに取り返した。

後半34分、センタースクラムでペナルティーを獲得した東海は、ラインアウトを選択。ラインアウトから順目に速い攻撃を仕掛け続ける。ブレイクダウンのボールを⑧井島彰英(4年:熊本西)が拾い上げポスト中央にトライ。ゴールも成功し、64-15となる。

後半38分、東海は、相手ボールスクラムを押し込みボールを奪うと一気に攻撃を仕掛ける。㉑竹田怜央(3年:東海大大阪仰星)のリズムいい球出しから、ボールを受け取った⑫近藤がディフェンスを振り切りトライを決めた。ゴールも成功し、71-15となる。これが後半最後の得点となり、試合が終了した。

関東大学リーグ戦の第3戦目となる法政大学戦は、東海持ち前のパワフルなFWのプレーや、BKの巧みな展開力が光る試合となった。前半から攻守にわたって東海のリズムで得点を重ねリードを奪うと後半では前半以上に東海のペースでゲームメイクをすることができ勝利を収めた。POM(プレイヤーオブザマッチ)には、力強いボールキャリーでトライを奪うなどパワフルなFW陣を象徴するプレーをした⑦レキマが選ばれた。次節の流通経済大学戦では連勝の流れをそのまま繋げ、今季リーグ戦3連勝目を狙う。

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