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【マッチレポート】第43回関東大学ジュニア選手権 早稲田大学Jr.戦

2022年9月25日(日)、第44回関東大学ジュニア選手権早稲田大学戦が東海大学湘南校舎ラグビー場で行われた。東海大学(以下東海)のスターティングメンバーには、㉑辻時羽(常翔学園)㉓柏原昌太(東海大相模)が初の公式戦メンバー入りとなった。

早稲田大学(以下早稲田)ボールでキックオフ。

前半開始早々、キックオフボールをキャッチした東海だったが、ボールに絡まれ相手にボールを取られてしまう。そのままボールを持ち込まれ先制トライを決められる。0-7とされる。

前半2分。相手のキックボールから④アフオ•フィナ(東海大福岡)が相手ディフェンスにあたり起点を作る。そこから連続攻撃を仕掛け、⑬何松健太郎(東海大大阪仰星)が相手ディフェンスの間をステップで突破し、ゴール前まで攻め込む。そこからフォワードが連続攻撃を仕掛けてディフェンスを寄せ、最後は⑫今村泰士(筑紫)がトライを決めた。キックは惜しくも決まらず5-7と早稲田がリードする時間が続く。

前半10分。早稲田に攻め込まれ自陣奥深くでの時間が続く中、スクラムでペナルティーを取られ自陣ゴール前ラインアウトで再開する。相手にモールを形成されそのままゴールラインまで押し込まれトライを決められる。5-14とリードを広げられる。

前半15分。敵陣で連続攻撃をする時間が増えてきた。グランドを広く使い、ボールを前へ運ぼうとするが、相手のディフェンスに阻まれる。敵陣でプレーするも東海のミスもありなかなかトライには結びつかず。

前半26分。東海ボールのラインアウトから相手にボールを取られてしまう。そこから早稲田が連続攻撃を仕掛け、最後は、右奥を細かいパスで抜かれそのままトライ。5-21とリードを広げられてしまう。

前半ラスト5分はディフェンスをする時間が増えた。ゴール前まで攻め込まれるも、フォワードの粘り強いディフェンスでなんとかターンオバーに成功。⑩奥田泰進(東海大大阪仰星)や⑮田中挑(東農業第ニ)のロングキックによりうまくエリアも回復しながらディフェンスし5-21のまま点差は動かず、後半へと進む。

前半をリードされたまま後半へと入った東海は、後半相手のキックカウンターを⑬何松が止めタッチラインに押し出す。ライアウトから再開し、東海のテンポの上がった連続攻撃により、相手ディフェンスのラインオフサイドによりペナルティキックを獲得する。タッチに蹴り出しモールを形成するもトライを取りきれなかったが、アドバンテージを獲得していた東海は、フォワードの連続攻撃を仕掛け最後は②奥田玲央(京都工学院)が押し込み後半最初のトライを決める。キックも決まり、12-21とする。

後半11分。自陣奥深くまで攻め込まれた東海は、フォワード、バックスともに前に出るディフェンスで相手のアタックを止めるも、ディフェンスでのペナルティーを取られてしまい、連続攻撃をされてしまう。最後は、ラックサイドを走り込まれ、トライを取られてしまう。12-26とされる。

後半16分。グランド中央でのスクラムからフォワード陣がペナルティーを獲得すると㉒北村光基(東海大大阪仰星)が敵陣深くまで蹴り出し、マイボールラインアウトからフォワードが連続攻撃を仕掛ける。最後は⑰安藤良太(東海大相模)がピックアンドゴーでゴール中央にトライを決める。キックも決まり、19-26と点差を縮める。

後半20分。東海のキックしたボールを早稲田がキャッチすると、キックカウンターを仕掛ける。ラックを起点に、右奥に細かいパスで繋がれ、最後は内側にパスを返してトライを決められ、19-33となった。

後半28分。自陣からフォワードが細かいパスをつなぎ、⑲中山竜太朗(東海大大阪仰星)が抜け出す。バックスが繋ぎ、最後は⑬何松から⑪川久保彪我(長崎北)へとパスが通ると右奥にトライを決める。惜しくもキックは決まらなかったものの24-33とする。

後半30分。自陣深くでプレーする時間が増え、相手に連続攻撃を仕掛けられる。相手のスタンドが裏に開いたスペースをよく見ており、蹴り込まれ相手にトライを許す。キックも決められ、24-40とされる。

後半36分。中盤のスクラムからペナルティーを取られてしまう。早稲田がクイックスタートで攻撃を仕掛け、テンポの速いアタックをされる。ゴール前で、ペナルティーを取られてしまい、タッチに蹴り出され、ラインアウトモールを形成される。そのまま押し込まれトライを許す。24-47とさらにリードを広げられる。これが最後のトライとなり試合終了となる。

今回の試合、東海としては黒星スタートとなった今ジュニア選手権初白星を掴み取りたい試合であった。前後半通じペナルティーやハンドリングエラーなどが多く見られる展開になった。東海はなかなか試合の流れを手繰り寄せることが出来ず、DFでは自分達の連携ミスなどから早稲田にトライを多く取られてしまった。ATでは東海の激しく素早いハイテンポなアタックでトライを量産した。東海自慢のセットプレーでは思うような形に持っていくことが出来ず、課題の残る結果となった。次戦の慶応大学戦では、ジュニアカテゴリーでの1勝目を目指す。

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