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【マッチレポート】第57回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 準々決勝 帝京大学戦

2020年12月19日(土)、第56回全国大学ラグビーフットボール選手権大会(以下大学選手権)準々決勝 帝京大学戦が東大阪市花園ラグビー場で行われた。

これまでに経験したことのない社会情勢の中、同志社大学が感染症により試合を棄権するなど明日もわからぬ状況でなんとか開催されている大学選手権、SEAGALESも直前の感染発覚からなんとか出場までこぎつけた。

「日本一」を懸けた戦いの初戦の相手である帝京大学には、大学選手権では、未だ勝利したことがなく、三度も決勝で苦渋を舐めさせられている。また今シーズン初めの練習再開後の試合相手でもあり、反撃もさせてもらえないほどの大敗をした相手である。なんとしてもここで勝ち、「日本一」への扉をこじ開けたい東海大学のスターティング15には、以下の選手が選出された。
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選手権1219メンバー変更後②.jpg※林隆広(3年/石見智翠館)の負傷により以下メンバー変更

⑪林隆広→杉山祐太(4年/東海大相模)

㉓杉山祐太→千葉真之亮(3年/仙台育英)


⑧吉田大亮(4年:東海大仰星)、⑥ジョーンズ・リチャード剛(3年:伏見工業)などのハードタックラーや、シーズン途中からスタメンに定着し、1年生ながら落ち着いたプレーをする⑩武藤ゆらぎ(1年:東海大大阪仰星)、献身的なプレーで何度もチャンスを作ってきた⑫赤木凜(4年:伏見工業)、⑬杉浦拓実(4年:東京)などがスタメンに選出された。

【前半】
東海大学(以下東海大)ボールでキックオフ。開始早々、東海大はキックオフから蹴り返されたボールを拾い攻撃を仕掛ける。敵陣正面30m地点で反則を獲得し、ペナルティゴールを選択。⑪杉山祐太(4年:東海大相模)が落ち着いて決め、3-0と先制する。この得点で、試合の流れを自分たちに引き寄せる東海大。その後、キックオフからアタックを継続しようと試みるが、帝京大の前に上がるディフェンスでなかなか前に進めず、ミスをしてしまう。帝京大は、強みのフォワードを生かし、スクラムで東海大から反則を獲得。ゴール前まで蹴り込むと、東海大は前半初のピンチを迎える。しかし、帝京大はラインアウトボールを逸らしてしまい、こぼれ球を⑨中村友哉(4年:伏見工業)が拾い、ボールを蹴り出しピンチを逃れた。その後、両チームともに激しい体のぶつけ合いで一歩も引かず、拮抗した時間が続く。これまで幾度となくゴール前での攻撃をしのいできた東海大は、フィジカルを前面に押し出してくる帝京大に対し、隙を見せないディフェンスで帝京大のミスを誘う。帝京大の攻撃を押さえたい東海大とトライを決めたい帝京大は両者譲り合わない。そして33分、なかなか相手と調子が噛み合わないスクラムで、何度もスクラムでの反則を取られ、帝京大にペナルティトライを与えてしまう。3-7と逆転されてしまった東海大はキックオフからのボールを取り返そうとディフェンスするが、連続で反則を犯してしまう。その後帝京大もペナルティーゴールを狙うが失敗。前半を通して両チームともに何度もゴール前まで持ち込むがトライできないまま3-7で折り返す。

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⑪杉山 祐太(4年:東海大相模)

【後半】
東海大が追いかける展開のまま、帝京大ボールで後半開始。キックオフから自陣に蹴り込まれたボールを蹴り返し、敵陣に侵入。東海大は得意のラインアウトモールでアタックの流れを作ろうとするが、帝京大の留学生による長身を生かしたディフェンスでモール内のボールを奪われる。そのまま自陣22mまで攻め込まれたものの、相手のノックオンにより、ピンチを免れた。再びキックで陣地を取り戻した東海大は、ラインアウトから外にパスで展開する帝京大のテンポの速いアタックを、⑦レキマ・ナサミラ(2年:Ratu Navula)の鋭いタックルで阻止。両チームとも敵陣に入ってからのミスが続くが、14分、東海大はタッチラインに蹴りだしたボールをクイックスローで戻し入れられ、素早いアタックに翻弄される。そのまま帝京大に流れを奪われ、グラウンドを大きく使ったアタックによって東海大のディフェンスラインはいとも簡単に崩され、あっという間にトライを決められてしまう。ゴールも成功、3-14と帝京大にリードを広げられる。対する東海大は、自陣でのプレーが続き、点差を詰めることができない。21分には、素早い展開から⑬杉浦が相手ディフェンスの間を抜け出すと、敵陣中央でペナルティを獲得。東海大はキックで外に蹴り出し、ラインアウトモールでトライを狙う。勢いのあるモールでゴールラインまであと5mに迫るも、ミスによって帝京大ボールとなってしまう。その後29分、連続アタックからペナルティを獲得した東海大は、再びラインアウトモールでトライを狙う。すると東海大の力強いモールは止まらず、最後は⑰土一海人(3年:東海大相模)が持ち出してこの日初のトライ。8-14と差を縮める。後半になりペナルティが増えた帝京大からなんとかトライを取りたい東海大だが、帝京大の堅いディフェンスを突破することはできず、何度もミスが続く。試合終了間際、自陣22mで相手のラインアウトをインターセプトし、ここでトライを取りゴールを決めれば逆転という、最後のチャンスを得た東海大。素早いパス回しでボールを繋ぎフェイズを重ねるも痛恨のノックオン。外にボールを蹴りだされノーサイドのホイッスルとともに、東海大の今シーズンが幕を閉じた。

練習試合での大敗を感じさせない互角の内容であったが、またしても赤いジャージが東海大の前に立ちふさがった。

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⑧吉田 大亮(4年:東海大仰星)
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⑨中村 友哉(4年:伏見工業)
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